こちらの投稿は上記の記事を引用しています。
エバートンとのライバル関係について、そしてモイーズ監督のチームを昨季と比較して…
昨シーズン対戦した時もエバートンは非常に良い状態でしたし、それが一時的なものではなく、そのまま今季に入っても続いていると思います。補強も良くて、そのひとりは過去に£100mの価値がついた選手、実際にその額で取引されたジャック・グリーリッシュです。彼は今、本当に素晴らしい活躍をしています。いいチームです。確かにライバル関係はありますが、同時に強調したいのは、ディオゴ(ジョタ)が亡くなった時に彼らが見せた行動です。アンフィールドに来てリスペクトを示してくれた。スポーツディレクター同士もそうでした。こういう悲しい出来事の時にライバル関係は残っていても、相互のリスペクトも存在するのだと感じられました。明日の試合が楽しみです。アンフィールドでの試合はいつも特別ですが、このダービーはさらに特別です。
ダービー未経験の新加入選手への準備について…
エバートンのアウェイ戦は他の試合と違う特別な雰囲気でした。ニューカッスルのアウェイも似た感覚がありました。新加入の選手にとっては初めての環境かもしれませんが、激しいライバル関係の中でタックルが多く飛び交う試合は初めてではないはずです。大事なのはライバル関係に集中することだけでなく、勝つためにやるべきことに集中すること。激しく、デュエルに勝ち、そしてボールを持っている時も持っていない時も良いプレーをする必要があります。相手には良い選手が揃っていますから難しい試合になります。昨季のようにロングボール主体で来るか、今季見せているようにビルドアップを多用してくるか分かりません。新加入の選手にはその両方を準備させますし、ファン・ダイクやサラーが経験を共有してくれるでしょう。ただ、彼らは新人ではありません。大観衆の前や大一番を初めて経験するわけではない。例えばフロリアン・ヴィルツは既に数多くの大舞台を経験しています。他の選手もそうです。特別な試合ではありますが、彼らにとって全く未知のものではありません。
モハメド・サラーの今季の調子とアトレティコ戦でのパフォーマンスについて…
本当に偉大な選手というのは、調子が悪くてもチームに貢献できる選手だと思います。多くの選手は自分が良いプレーをしていれば得点やアシストができますが、そうでない時にもチームに結果で貢献できる選手は多くありません。サラーはそれができる。だからファンから愛され、尊敬されているのだと思います。もちろん、アトレティコ戦のように創造的で大きな存在感を発揮するのがベストです。その試合では彼が何度もボールに関わり、ヴィルツとの連携も良く、本当に楽しめました。ニューカッスル戦では試合が途切れがちで全員が難しかったですが、それでも彼は得点に絡める選手です。そこが特別な点です。
イサクとエキティケを2トップで起用する可能性について…
もちろん考えます。選択肢のひとつですし、両方が絶好調ならより一層あり得るでしょう。ただ、我々には基本の構造があり、それは主に4-3-3です。ただ、試合終盤に2トップ(2人のストライカー)でプレーする場面はこれまでも結構ありました。エキティケは左でもプレーできますし、ガクポやリオ(ングモハ)とは違ったタイプです。選択肢が多いのは良いことですが、まずは全員がフィットしていることが前提です。場合によっては4-4-2で両方を同時に使うこともあり得ます。現状では21人から選べる状況なので、極端に多すぎるわけではありません。
今季リバプールがリードを守り切れず追いつかれるパターンについて…
まだ5試合しかしていないので、長期的な傾向と言えるかは分かりません。ただ、確かに2度2-0のリードを守れず追いつかれました。ボーンマス戦では中盤にライアン(フラーフェンベルフ)を欠いたことで守備が緩くなり、カウンターから2失点しました。アトレティコ戦はまた違う形の失点でした。もちろん理想的ではありません。2-0から追いつかれるのは改善すべきです。良い点は、その後に再び得点できていること。ただ、毎試合そうだとシーズン終盤に肉体的・精神的に消耗してしまいます。ですから改善は必須ですが、必要な時にはまだ得点できる力があることも事実です。
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