試合結果とパフォーマンスについて
「前半は失望の内容で、試合の終わり方も残念だった。再びパレスを称賛しなければならない。彼らとはコミュニティ・シールドも含めて4度対戦していて、私が監督になってからは互いに1勝ずつ、2試合は引き分け(そのうち1つはPK戦でパレスが勝利)。つまり、我々にとってだけでなく、このリーグのどのチームにとってもパレスを倒すのは難しいということだ。今日もそれが示された。彼らは前半で2〜3点リードしていてもおかしくなかった。3〜4回のビッグチャンスを作られ、我々はアリソンに救われた。後半ははるかに良いパフォーマンスを見せられたと思う。ここ(パレスのホーム)や、彼らがアウェイで戦っているときにチャンスを作るのは簡単ではないが、我々はかなり作ることができた。ただ得点までに時間がかかり、追いついた時には残り時間が限られていた。そして最後にまたセットプレーで失点したのは、前半と同じくらい残念だった。」
1-1の場面で「勝ちに行った」のかについて
「その時点では攻撃的な選手を多く投入していた。ただ、延長時間に特に多くのことが起きたわけではない。失点はアディショナルタイムのさらに最後の瞬間でのものだった。彼らが交代をしたので、30秒追加されたのは妥当だと思う。得点はおそらく96分から96分30秒の間だっただろう。それは我々の守り方の責任だ。1人の選手がカウンターを狙って飛び出したが、時間はすでにほぼ終わっており、その場面で必要だったのは守備だけだった。チーム全体ではなく、その1人が攻撃的すぎた結果、彼らに決勝点を許し、試合に敗れてしまった。」
セットプレーで2失点したことについて
「懸念はしていない。ニューカッスル戦でもセットプレーから2失点したが、あれが彼らの唯一のチャンスだった。だが今日はセットプレーだけでなく、オープンプレーやカウンター、背後へのボールからも多くのチャンスを作られた。だから今日はセットプレーの守備だけでなく、もっと多くの課題があった。良かった点はアリソンが他の場面で救ってくれたこと。パレスには複数の武器がある。セットプレーが1つ、カウンターと裏へのボールが2つ目、3つ目で、そこから多くのチャンスを作られた。前半を見れば、彼らが勝つに値した内容だったと思う。後半は我々の方がはるかに良かったが、今日勝利にふさわしかったのはパレスだろう。」
イサクのパフォーマンスと84分間のプレーについて
「これは試合の強度が低かったことが大きい。相手が自陣18ヤード内に10人を置くローブロックで、ビルドアップ時もGKがロングボールを蹴るまで時間をかけていた。そうなると試合に強度はほとんど生まれない。もし両チームがハイプレスを仕掛け、ビルドアップを繰り返すような展開なら、イサクを84分も使うことはなかっただろう。ただ今日のようなスローな試合展開では、9番はあまり関与できない。彼はゴールに近づいていたし、少しシャツを引っ張られてシュート時にバランスを崩した場面もあった。小さなプッシュだったが、それで崩された。ただ彼は確実にゴールに近づいていたし、全体的には良いパフォーマンスだった。」
ガクポを後半開始から投入した理由について
「前半はフロリアン・ヴィルツを中盤で活かし、オーバーロードをかけたかったからガクポを先発させなかった。だが1-0で負けている状況では、両サイドに幅を持たせた方が良いと考え、後半からガクポを投入した。その後もゴールを狙える攻撃的な選手を次々に入れてリスクを取った。実際、後半は得点にふさわしい内容だったと言えるかもしれない。イサクにも決定機があったし、フロリアン・ヴィルツにも大きなチャンスがあった。我々はゴールに近づいていた。ガクポを入れたのは、前半のやり方が試合前に思い描いていたものではなかったからだ。」
https://www.liverpoolfc.com/news/crystal-palace-2-1-liverpool-arne-slots-post-match-press-conference
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