リバプールから今夏アヤックスに期限付き移籍したMFジェームズ・マッコネルが、ライアン・フラーフェンベルフへの憧れを赤裸々に語った。
オランダメディア Voetbal International の取材に応じたマッコネルは、トップチームで一緒に練習してきた経験を振り返りながら、その成長の道のりに大きな影響を受けていることを明かした。
「僕はもともと攻撃的なポジションでプレーしていたから、他の“6番”とは違う特徴を持っている。例えば、ボールを持って前に運び、ラインを突破できるのが僕の強みの一つだ。フラーフェンベルフはそれが一番上手い。彼は本当にすごい。」
さらに、クロップやスロットの下で守備面を磨いてきたことを踏まえ、こう続けた。
「クロップとスロットの下で数年間練習し、試合に出たことで守備面を大きく鍛えることができた。だから昨年はフラーフェンベルフにすごく注目していたんだ。彼はまさに僕が目指す“6番”のタイプだから。彼のライン突破の動きは僕の強みでもあるし、彼はそれを完璧にやってのける。」
ポジション変更についても共感を示している。
「彼自身も“8番”から“6番”にコンバートされた。そういう意味でも、彼は僕にとって大きなインスピレーションなんだ。」
そして最後に、日々の練習で学んだことをこう語った。
「一緒にプレーして、彼がどうやってボールを奪いに行くのか、どれだけ勇敢にプレーしているのか、そして守備面がどれほど改善されたのかを間近で見られたことは、本当に学びになるよ。」
背景と今後
マッコネルは2019年にサンダーランドからリバプールのユースに加入し、U21で31試合、U18で47試合に出場。すでにトップチームでも13試合の経験がある。
今夏のアヤックスへのローンはキャリア初の武者修行であり、本人にとっても大きな飛躍の機会となる。
なお、彼は最近リバプールと新たに5年契約を結んでおり、来夏にはアンフィールドへ戻る予定だ。

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