「ジョルジはまだアリソンのレベルではないが、成長を続けている」
ジョージア代表のアシスタントマネージャー、デイヴィッド・ウェッブは、ママルダシュヴィリがどんなGKなのかをファンに向けて明かした。
「ジョルジはまだアリソンのレベルには達していないが、確実に成長を続けている。彼は“指揮官”のような存在感を持っている。ジャンルイジ・ドンナルンマを思い浮かべてほしい。彼は大きな体格を誇り、圧倒的な存在感と素晴らしいシュートストップ能力を兼ね備えている。比較できる点は多い。」
ウェッブは、初めてママルダシュヴィリを目にしたときの印象も語っている。
「彼が初めて私の目に留まったのは、2023年9月、私がジョージア代表のキャンプに参加した時だ。その瞬間から、彼はゴール前で存在感を放っていた。彼はコミュニケーションが上手く、チームメイトに声をかけられるし、優れたシュートストッパーでもある。その時、私は『ワオ』と思った。彼は本当に際立っていた。彼は大舞台のプレッシャーにも耐えられる。ユーロ2024で、彼は真価を発揮した。あのとき私は確信した――彼は最高レベルでプレーできると。」
ユーロで証明された実力
リバプールファンの中には、ユーロ2024でのママルダシュヴィリの活躍を鮮明に覚えている人も多いだろう。特にチェコ戦(1-1)では、驚異の11セーブを記録し、ジョージアのベスト16進出に大きく貢献した。
身長201cm(6フィート7インチ)の彼は、まさにゴール前の“巨塔”。その姿はドンナルンマを彷彿とさせる。すでにリバプールではプレシーズンや、直近のカラバオカップ・サウサンプトン戦で質の高さを垣間見せている。
ケレハーの後継として
ママルダシュヴィリの挑戦は、アリソンの長期的な後継者としてふさわしいことを示すことにある。同時に、彼は新天地で「カオイムヒン・ケレハーのように頼れる控えGK」であることを証明する必要もあるだろう。ケレハーは数年にわたりリバプールの信頼を勝ち取り、今夏にブレントフォードへ移籍した。
もっとも、ママルダシュヴィリは大舞台に慣れている。ユーロでの躍進に加え、バレンシアで127試合のラ・リーガ出場経験を持つ。リバプールのゴールを任されても気後れすることはないはずだ。
「アンフィールドで価値を証明する最初の機会」
アリソン不在という運命が、25歳の新守護神に大きなチャンスを与えた。
アンフィールドで自身の価値を示すための初めての長期的な機会――ママルダシュヴィリにとって、まさに勝負の時が訪れている。

こちらの投稿は上記の記事を引用しています。
コメント