リバプールの新加入ストライカー、ウーゴ・エキティケが、チームメイトのモハメド・サラーについて語った。
BBC Sport経由で公開された『The Football Interview』のケリー・ソマーズ氏とのインタビューで、サラーと共にプレーすることがどんな感じかを尋ねられたエキティケは、次のように答えている。
「本当に素晴らしいよ。モーはとてもクールな人なんだ。僕にすごくオープンに接してくれるし、話しやすい。彼と一緒にプレーできるのは最高だ。テレビで彼がゴールを決めているのを見ていたけど、本当に素晴らしいアスリートだね。自分自身を高められるし、彼から学ぶことができる。同じピッチに立てるのは嬉しいし、一緒にたくさんゴールを決めてチームに勝利をもたらしたい。」
サラーの“素顔”は意外なほどフレンドリー
エキティケはまた、リバプール加入前と加入後でのサラーの印象の違いについても明かした。
「彼はとてもクールなんだ。テレビで見ていたときよりもずっとクールだよ。画面越しだと時々無表情に見えるから、冷たい人なのかな…あまり話さない人なのかなと思っていた。でも実際は本当にオープンな人で、ここにいる選手たちもみんなそうだ。とてもオープンに接してくれるし、僕がチームに適応できるようにしてくれている。」
サラーという“最高の手本”
サラーは、試合後のメディア対応を極力避ける傾向があることで知られており、昨シーズンは契約延長を巡る不透明な状況の中でミックスゾーンで記者団と話したときには大きな驚きをもって受け止められた。
そうした背景が、エキティケが最初サラーを“距離を置いた存在”だと感じた理由なのかもしれない。だが今では、その印象は完全に変わっている。
リバプールの背番号11は今季序盤こそ例年ほどの決定力を見せていないものの、シーズン20ゴール超えは過去の実績から見ても十分に期待できる。アフリカ・ネイションズカップによる離脱は確かにハードルになるが、それでも再び大台を超える可能性は高い。サラーは世界的なスーパースターでありながら、同等の実力を持つ他のフットボーラーと違い、目立つことを自ら求めるタイプではない。彼が関心を持つのは、試合でレッズのために結果を残すことだけだ。仮にエキティケとサラーがチームメイトとして過ごせるのが数年(サラーの契約は2027年までで、その時点で35歳になる)に限られたとしても、この夏加入した23歳の若きストライカーは、クラブ史上屈指のゴールゲッターから多くを学ぶことができるだろう。

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