コーディ・ガクポが今季のチーム状況と個人の思いを語った。夏に大きな変化を迎えたスロット体制の中で、ガクポは「僕たちは必ず前進できる」と確信している。
苦しい時期を“学びの時間”に変えて
10月の代表ウィーク前、リバプールはクリスタル・パレス、ガラタサライ、チェルシーに痛恨の3連敗。
それでもリーグ戦7試合を終えて首位アーセナルとの差はわずか1ポイント。
チームは依然として優勝争いの中心にいる。
代表戦で2試合3ゴールを挙げ、好調のままメルウッドに戻ったガクポは、その困難を前向きに捉えている。
「新しい選手が入ってくる時は、いつだって簡単じゃない。チームが大きく変わる時期は、どうしても時間がかかる。長く一緒にプレーした選手たち──ルイス・ディアス、ダーウィン・ヌニェス、ジャレル・クアンサー、そしてハーヴィー・エリオットがチームを去った。だから、新しい選手たちが来て、また“ひとつの形”を作る必要があるんだ。でも、その過程はうまくいっていると思う。」
「お互いを理解しようと、毎日努力している。少し不運なのは、アレクサンダー・イサクがプレシーズンを十分にこなせなかったこと。いろんな要素が重なっているけど、それでも僕たちは“前に進む方法”を必ず見つけられると信じている。」
「今年も目標は4冠」——常に“頂点”を目指すチームとして
「チームとしての目標は明確だ。もちろんタイトルを守りたい。僕たちにはそれができるだけのメンバーが揃っている。チャンピオンズリーグでは昨季よりも良い結果を出したいし、4つの大会に出ている以上、目指すのは“4冠”だ。これは毎シーズン変わらない。リバプールというクラブは、常にすべての舞台で勝利を狙うチームだから。」
「リバプールでの日々は特別。ここが僕の“家”だ」
「毎日リバプールで練習できるのは本当に特権だと思う。愛するサッカーをして、毎日成長できる。これ以上の幸せはない。」
「このクラブは本当に特別な場所だ。素晴らしい人たちが働いていて、どんな時も支えてくれる最高のサポーターがいる。これ以上のチームなんて考えられない。」
「今ではリバプールが本当の意味で“家”になっている。オランダに帰っている時でさえ、“早くリバプールに帰りたい”と思うことがある。チーム、クラブ、スタッフ、そして家族──すべてが合わさって、ここが僕の居場所なんだ。」
「移籍は電光石火」——リバプール加入の裏側
「あの移籍は本当に早かった。ワールドカップでアルゼンチンに敗れてすぐ、ドバイで休んでいたんだけど、12月22日か23日ごろに兄と代理人から電話があって、“リバプールが本気で動いている”と聞いた。もう嬉しくてたまらなかったよ。」
「でも、前に別のクラブの話が破談になったことがあったから、喜びすぎないようにしていた。翌日に帰国して、4日ほどで全てが決まった。すごくスピーディーだったけど、心の中はとても落ち着いていた。それは、“この移籍は神が導いたものだ”という確信があったからだ。」
「プレミア制覇——あの日の感覚は一生忘れない」
「個人的に一番印象に残っているのは、ホームでのトッテナム戦だ。その日は全員が“絶対に勝つ”と信じていた。プレミアリーグでそんな確信を持てる日は滅多にないけど、あの日はまさに“その日”だった。その次のチェルシー戦(アウェイ)で優勝が決まったけど、ホームのファンと一緒に勝利をつかめたことが特別だった。」
「トロフィーを掲げた瞬間の喜びは言葉にならない。あの日のことは一生忘れないし、あの瞬間をファンと分かち合えたことが本当に嬉しかった。」
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