「トップメラー監督、『リバプールのセットプレーが我々を殺した』—“前半は良かったが2失点で崩壊”」

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―「前半は良かったが、2つの失点で全てが崩れた」

アイントラハト・フランクフルトのディノ・トップメラー監督は、水曜夜に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節、リバプール戦(1-5)後の会見で、試合を左右したセットプレーの重要性を認めた。

リバプールはドイツでの一戦で、アルネ・スロットのもと見事な反発を見せた。

ラズムス・クリステンセンの先制弾で出鼻をくじかれたものの、元フランクフルトのユーゴ・エキティケがすぐに同点ゴール。

その後、フィルジル・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテが立て続けにコーナーから頭で押し込み、前半のうちに試合をひっくり返した。

後半にはコーディ・ガクポとドミニク・ソボスライが追加点を決め、リバプールはクリスタルパレス、ガラタサライ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドに喫した4連敗を見事に断ち切る完勝を収めた。

トップメラー監督のコメント

試合後、トップメラー監督は次のように語っている。

「我々は良い前半を送ったと思います。やるべきことをしっかりと実行できた。デュエルでもアグレッシブに戦えて、その流れから先制点も生まれました。あの場面は本当に素晴らしかったし、試合の入り方も良かったと思います。ただ、リバプールが常に危険なチームであることはわかっていました。1-1の場面で、あまりにも簡単に失点してしまった。もっと良いカバーが必要でしたし、エキティケのスピードについても十分に警戒していたはずです。正直に言えば、前半に喫した2つのセットプレーの失点が我々を“殺した”と思います。リバプールには体格の大きな選手が多く、あの勢いで飛び込まれると守るのは非常に難しい。我々はリバプールがボールを多く持つことは予想していましたが、前半の守備は決して悪くなかった。ただ、もっと落ち着いてボールを扱い、いくつかのチャンスをうまく活かすべきでした。」

さらに後半については、こう振り返った。

「このレベルでは、あらゆる局面で高いクオリティが求められます。後半の我々には、少し“自信”と“信念”が欠けていました。パスミスが増えたのもその表れです。最後の失点(5点目)も、もともとは我々のボールから生まれたものでした。こうした経験から学ばなければなりません。デュエルでのアグレッシブさが足りず、徐々に守備のギャップが広がっていったのです。」

試合総括

この5-1という結果は、数字以上に内容の差を示した。

リバプールはスロットのもと、久々に攻守のバランスと圧力を両立した“王者の試合”を展開。

一方のフランクフルトは前半こそ集中力を保ったものの、セットプレーの2失点で精神的に崩れた。

トップメラー監督は敗因を冷静に分析しつつも、「学び」を強調。

再び欧州の舞台で戦うための糧にする構えを見せた。

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