― 「難しい数週間を乗り越えた。僕たちはもう前を向いている」
チャンピオンズリーグでアイントラハト・フランクフルトを5-1で粉砕したリバプール。
敗戦続きの流れを断ち切った一戦の熱気が冷めやらぬ中、チームはすでに次の目標へと切り替えている。
プレミアリーグ第10節・ブレントフォード戦を控え、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが意気込みを語った。
「勝てたことは良かった。でも、もう次の試合に集中している」
フランクフルト戦の勝利から2日後、木曜にマージーサイドへ帰還したレッズ。
わずかな準備期間で臨む次戦について、ブラッドリーは前向きな姿勢を見せた。
「間違いなく(水曜の試合から)得るものはありました。ここ数週間は本当に難しい時間でしたが、あの勝利はチームにとって大きかったです。ただ、それでも勝ち点3にすぎません。週末にもう一度勝つために集中し直す必要があります。監督が見せてくれる映像をしっかり見て、万全の準備をします。次もタフな試合になりますが、楽しみですし、待ちきれません。」
「1-0で負けても崩れない。それがリバプール」
フランクフルト戦では、前半にジェレミー・フリンポンが負傷退場し、ブラッドリーが途中出場。
チームはラズムス・クリステンセンのゴールで先制を許したものの、そこから圧巻の逆転劇を演じた。
ユーゴ・エキティケの同点弾、フィルジル・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテのヘディング弾で前半のうちに逆転。
後半にはコーディ・ガクポとドミニク・ソボスライが追加点を奪い、最終的に5-1の快勝を収めた。
「最近の結果を考えると、1-0で負けていたら崩れてもおかしくなかったと思います。でも僕たちはそういうチームじゃない。5-1というスコアは最高だし、全員が素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。」
「ケガで出遅れたからこそ、今はチームの力になりたい」
ブラッドリーは今季開幕当初、ケガで2試合を欠場したものの、
その後は直近9試合すべてに出場(うち4試合は先発)と、右サイドの重要なオプションとして存在感を高めている。
「プレシーズン中のケガは本当に辛かったです。ほとんど乗り切ったと思った矢先に小さなケガをしてしまって…。開幕から出遅れるのは本当に残念でした。でも今は完全なフィットネスを取り戻して、より多くの試合に出てチームの力になりたいと思っています。」
「新加入選手たちは素晴らしい人間で、素晴らしい選手」
リバプールは今夏の移籍市場で複数の新戦力を獲得。
ブラッドリーはチームの融合には時間が必要だとしながらも、
新メンバーたちの人柄と実力を高く評価した。
「連携を築くには時間がかかります。1日でできるものではなく、何週間、何か月という時間が必要です。でも、新加入の選手たちは全員すぐに馴染んでいます。彼らはみんな本当に良い人たちで、そしてトッププレーヤーです。前のクラブで何を成し遂げたかを見れば分かると思います。
今ではでもそれを証明しています。
僕たちは彼らを迎えられて本当に幸運です。」
結束を取り戻したチーム、ブレントフォード戦へ
フランクフルト戦での快勝は、チームに再び勢いをもたらした。
スロットの下で再構築を進めるリバプールにとって、この一戦は“再スタート”を象徴する重要なステップとなった。
「難しい数週間を乗り越えて、チームはもう一度ひとつになっています。ブレントフォード戦はまた厳しい試合になりますが、僕たちは勝つ準備ができています。」
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