グエイの未来は「本人次第」 パレス会長がリバプール破談の真相語る

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「彼は次の行き先を自由に選べる立場にある」

リバプール移籍破談の舞台裏と、今後の争奪戦の行方

クリスタル・パレス会長スティーブ・パリッシュが、今夏リバプール移籍に迫ったイングランド代表CBマーク・グエイの去就について語った。

グエイは移籍市場終盤にリバプール移籍が決定的と言われたものの、最終日にパレスが取引を撤回し破談。現在契約は残り数か月となっており、フリーで退団する見込みと広く報じられている。

リバプールに加え、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンも獲得に動く可能性が指摘される中、パリッシュは「Men In Blazers」ポッドキャストで次のように説明した。

「我々は、プレミアリーグでの順位に与える影響という観点から、彼の価値を非常に分析的に見極めた。メンタリティや精神性といった測れない部分も含めて検討し、上振れと下振れを見比べた結果、非常に接戦の判断だった」

「彼は人間として素晴らしかった。オファーは来ていて、相手はリバプールという巨大なクラブ。もちろん興味はあっただろう。だが、我々が残留を選んだなら、それで問題ないと言ってくれた」

その上で、今のグエイが完全に主導権を握っていると強調する。

「今や彼は、行きたいクラブを自由に選べる。とても難しい決断だったが、正しかったと思っている」

さらにパリッシュは、放出に踏み切らなかった理由を次のように語った。

「我々が良いシーズンを送れるか、降格争いに巻き込まれるかは、たった数勝の差だ。オリーゼ、エゼ、ザハを失っても踏ん張ってきたが、チームの骨格を崩しすぎれば壊れてしまう」

結果として、グエイを残留させたパレスはプレミアリーグで健闘し、カラバオ杯ではアンフィールドでリバプールを3-0で撃破。

一方のリバプールはスロット政権下で苦戦が続き、公式戦7試合中6敗という厳しい状況にある。

今回の発言で改めて明確になったのは、グエイ自身が次のキャリアを主導するという事実だ。

リバプールがCB補強を優先とする状況で、フリー獲得が可能なトップレベルの若手イングランド代表DF。

争奪戦は避けられない。

2026年夏、グエイはどこへ向かうのか。

その答えを握るのは、パレスでも、リバプールでもなく、グエイ本人である。

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