リバプールはホームでアストン・ヴィラを2-0で下し、リーグ戦4連敗の悪循環を断ち切った。
モハメド・サラーの先制点(クラブ通算250得点目)と、ライアン・フラーフェンベルフの追加点で勝利を収め、チームにとって大きな一歩となった。
試合後、アルネ・スロットは会見に臨み、勝利への手応えとともにアンフィールドの“特別な後押し”を称えた。
連敗ストップの勝利について
「結果にも、パフォーマンスにも満足しています。そして今日見たもの——選手たちだけでなく、ファンからのサポート——それこそが今必要だったものです。最近は不運な試合も多かったと思います。今日は相手のミスやディフレクションが得点につながりました。こうした“細かい差”が試合を決めるものです。正直、最近の試合の方がオープンプレーからもっと多くのチャンスを作っていましたが、サッカーはチャンスの数ではなく結果がすべてです。」
苦しい状況でのアンフィールドの声援について
「とても大きかったです。特に、0-0の時点であれほどのサポートを受けられたことが特別でした。勝っている時や首位の時ではなく、苦しい状況でも支えてくれる。それこそがこのクラブを特別にしています。過去数週間は難しい時期でした。勝てず、負けが続くなかで、ファンは選手たち、そして私がサポートを必要としていることを理解してくれていました。」
試合のコントロールについて
「リードして試合を進められれば、こうした展開になります。逆に、開始5分で失点するような試合ではまったく違う流れになります。今日は望んでいた形でした。2-0でボールを回せば満足されますが、3-1で負けている状況で同じことをすると“なぜチャンスを作らない”と言われます。」
コナー・ブラッドリーのパフォーマンスについて
「トレントと比較はできませんが、コナーは素晴らしい試合をしました。他の選手と同様にです。チーム全体が勝利のために体を張り、走り、プレスし、全員で戦いました。彼は90分慣れていないので、次の試合に向けた準備も必要ですが、今日に関しては本当に素晴らしかったです。」
サラーの250ゴール到達について
「驚異的です。250ゴールというのは信じられない数字ですし、1クラブでそれを達成するのは今の時代では非常に稀です。今日はゴールだけでなく、ボールキープも守備での貢献も素晴らしかった。彼が得点することは“普通”になっていますが、総合的なパフォーマンスも非常に良かったです。」
プレッシャーについて
「リバプールでは常にプレッシャーがあります。首位にいる時も、悪い流れにある時も同じです。ただ、私は常にファンからのサポートを感じています。今日のアンフィールドの雰囲気は格別でした。サッカーの試合をするなら、10回中10回ここを選びます。」
苦境の中で掴んだ白星。
アンフィールドの声援と、サラーの一発が、チームに再び火をつけた夜だった。
スロットが語った通り、「これがリバプールというクラブ」
この勝利が、再上昇の狼煙となる。
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