「正当なゴールは取り消されたが、言い訳はしない」ファン・ダイク、3–0敗戦後の真摯な言葉

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リバプールのキャプテン、フィルジル・ファン・ダイクが、マンチェスター・シティ戦後にメディアへ語った内容を紹介していく。

3–0で敗れたこの試合で、リバプールは同点に追いついたかに見えたが、VARによってゴールは取り消された。

ファン・ダイクはその判定への疑問、そしてチームとして前を向く決意を語っている。

VAR判定への疑問

「誰がVARを担当していたんだ?マイケル・オリヴァーか?いずれにしても、スタジアムの審判とモニターの後ろにいる人たちは、試合にふさわしい判断を下さなければならない。今日の決定は、“ロバートソンがドンナルンマの妨害をした”という理由だったが、僕はあのゴールは認められるべきだったと思う。それだけだ。ただ、僕が決定権を持っているわけではない。」

「説明では『キーパーを妨げた』ということだったらしい。でも、誰かが見せてくれた映像では、昨年シティがウルヴス相手に同じような形で得点していて、その時の主審も(クリス・カバナ)だった。」

「言い訳はしない。だが現実は受け止める」

「これ以上言っても仕方がない。判定は下されたし、僕らは3–0で負けた。言い訳はしない。負けを受け入れ、前に進むしかない。苦しい敗戦だけど、立ち止まってはいられない。」

「こういう結果は忘れてはいけない」

「こういう敗戦は忘れてはいけない。忘れたら成長できない。良い試合だけを振り返るのではなく、何が悪かったのか、どう改善できるのかを考えるべきだ。責任を感じなければならないし、僕は強く感じている。」

「今週は難しい相手との試合が続いた。3試合中2試合で勝てたことを前向きに捉えて、これからも続けていくしかない。いろんな理由で厳しいシーズンになっているけど、必ず立て直せると信じている。」

「順位表を見る必要はない」

「順位表なんて今は見る意味がない。これだけ負けているんだから、今の順位は気にしても仕方がない。ただ、長くプレーしてきた経験上、シーズンは11月や12月で決まるものじゃない。3月、4月に入って初めて勝負が本格化する。そこに食い込むためには、これからの努力が全てだ。」

「今は謙虚に、ハードワークを続けるしかない。それが僕らの唯一の目標であり、集中すべきことだ。」

「わずかな差が勝敗を分ける」

「直近2試合のクリーンシートと得点を積み重ねてきただけに、今日の結果はより悔しい。こういう試合はほんの小さな差で決まるんだ。今日もそうだった。ドクの3点目は素晴らしかったし、2点目は不運なディフレクション。それが現実だ。」

「これからみんな代表に行って、ワールドカップ予選など重要な試合が待っている。帰ってきた時には、連戦に備えて万全の状態で臨まなければいけない。ファンや自分たちに対しても、前の2試合で見せたようなプレーを再び示したい。今季成功するためには“安定感”を取り戻すこと、それが何より大切なんだ。」

キャプテンとして、判定に対する不満を口にしながらも「言い訳はしない」と語るファン・ダイクの言葉には、リーダーとしての責任感が滲む。

敗戦の中にも次への糧を見出そうとする姿勢は、リバプールというクラブの精神そのものだ。

代表ウィーク明けの結果に期待したい。サポーターはリバプールの復調を信じている。

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