「彼を活かすのは僕たち次第」
リバプールのドミニク・ソボスライが、夏に加入したフロリアン・ヴィルツについて、チームとして彼の能力を最大限に引き出していく必要があると強調した。
22歳のヴィルツは、6月にレバークーゼンから1億1600万ポンドで加入して以来、プレミアリーグで苦しい時間を過ごしている。開幕4試合でスタメン出場したものの、その後の7試合のうち4試合はベンチスタート。トップ下にはソボスライが起用され、ヴィルツは主に左サイドでプレーしている。
巨額移籍にもかかわらず、ヴィルツはいまだプレミアリーグでゴールもアシストも記録していない。しかしソボスライは、彼の活躍はチーム全体の働きによって引き出されるべきだと語る。
「“プレッシャーがない”なんて言ったらおかしいよ。僕たちには時間がある。チームとして解決策を見つけないといけない」
と、ソボスライは先週TNT Sportsに語った。
「彼(ヴィルツ)が良いプレーをすることもあるし、ミロシュ(ケルケズ)が良いプレーをすることもある。誰だって良いプレーができる。でもチームとしてうまくいかなければ意味がない」
プレミアリーグでは苦戦しているヴィルツだが、チャンピオンズリーグでは輝きを放っている。欧州4試合すべてに先発し、先週のレアル・マドリード戦では加入後最高のパフォーマンスを披露。ソボスライをクルトワとの1対1に導く美しいプレーで、本来ならアシストを記録すべき場面も作り出した。
一方で、今季得点を伸ばせていないソボスライだが、自身はあくまで「ミッドフィルダー」であるとの意識を強調する。
「何度も言っているけど、もし監督が僕を右サイドバックで使いたいなら──もちろんジェレミーが今ケガでいないし、コナーも週3試合こなせるけどケガもあったりして、監督がリスクを避けたいなら──そこに置かれても全く問題ないよ」
と語りつつも、
「でも、僕はミッドフィルダーだよ」
と締めくくった。
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