「事情を知らないファンに誤解されてしまう」— それでも残留確約は示さず
イブラヒマ・コナテが、自身の契約交渉を巡る終わらない噂が「リバプールファンとの関係を悪くしている」と語り、ファンが「すべての裏事情を知っているわけではない」と不満を示した。
コナテは現在26歳。リバプールとの契約は今季終了(2026年6月末)で満了するが、いまだ新契約には合意していない。
1年以上続く去就報道のさなか、フランス代表としての活動中に、その胸中を明かした。
■ コナテのコメント
コナテは、契約不確実性がサポーターとの関係に影響するかを問われると、次のように語った。
「もちろん考えますよ。」
続けて、メディアの報道が状況を複雑にしていると説明した。
「でも、厄介なのはメディアで多くのことが語られていて、僕たちはそのすべてを説明できないことです。
時々記事を見ると『オー・ラ・ラ…』って思うこともあって、そのせいでリバプールファンとの間に問題が起きたりする。でも彼らは事情のすべてを知っているわけじゃない。」
また、現在の心境についてはこう語る。
「とにかく大事なのは、僕が幸せでいること。」
契約に関する発表が近いかどうか問われると、
「どうなるか見てみましょう。何にせよ、そうなればいいですね。」
と話し、残留を確約するような強い姿勢は見せなかった。
■ 契約状況:1月から他国クラブと事前契約が可能
コナテの契約は 2026年6月30日で満了。
そのため 2026年1月1日からはイングランド国外のクラブとプレ契約(事前契約)を結ぶことが可能 となる。
現状のままでは、来夏にフリートランスファーで退団する可能性が現実味を帯びている。
■ コナテの給与は? 実際は週給15万ポンド前後との見方が有力
一部メディアは、コナテの現在の給与を「週給7〜8万ポンド」と報じ、
コナテ側は「週給20万ポンド」を要求していると伝えていた。
しかし最新の報道では、
実際には“その倍以上”の給与をすでに受け取っているとされ、
本当の週給は 15万ポンド前後 と見られている。
■ リバプールは複数回オファー提示も、進展はほぼなし
リバプールは過去1年で複数回の契約延長オファーを提示してきた。
今週には「最終オファーを出した」という報道もあったが、進展は見られない。
昨年の段階で新契約を提示していたことが明らかになっており、
コナテ自身は以前、
「返答はしたが、サインに近づいたことは一度もない」
と語っていた。
状況はほぼ1年前から変わっておらず、膠着状態が続いている。
■ レアル、PSG、バイエルンが動向注視
コナテにはレアル・マドリードが継続的に関心を寄せているほか、
パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンも興味を持っているとされる。
特にレアルはフリートランスファー市場を得意とするクラブであり、
契約が進展しない現状は大きな魅力に映っているだろう。
なおコナテは先日のアゼルバイジャン戦で、
フランス代表のキャプテンとして3-1勝利に貢献した。
まとめ
- コナテはメディア報道による誤解に不満
- 「ファンは裏事情を知らない」と心境を吐露
- しかし残留を明確に示す発言はなし
- リバプールは複数回オファーを出すも進展せず
- 契約は来夏満了、1月から他国とプレ契約可能
- レアル・PSG・バイエルンが注視
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