ライアン・フラーフェンベルフが、リバプールのチャンピオンズリーグでの4-1惨敗直後に語った言葉は、今のチーム状況を象徴していた。
試合内容の一部には光があったものの、守備の脆さ、失点の重さ、そして“すべてがうまくいかない流れ”が続く現実を前に、選手たちは怒りと悔しさを隠さなかった。
それでも彼は「団結するしかない」と繰り返し、苦境を脱する唯一の道を示した。
――結果を受けて、今の気持ちは?
「ただ、負けたことに怒りを感じている。前半はそこまで悪くなかったと思う。たくさんチャンスを作れていたしね。でも後半は本当に全てが崩れてしまった。」
――試合の入り方、そして先制点を奪われた後のリアクションについて
「早い時間に1-0になってしまったけど、その後の前半のリアクションは良かったと思う。いいサッカーもできていたし、たくさんチャンスも作れた。…本当に言葉が出ない。今は“悪い場所(状態)”にいるとしか言えない。」
――チームの問題点について
「僕たちはあまりにも簡単に失点してしまっている。それが今の最大の問題だと思う。このレベルのチームならもっとやらなきゃいけないし、もっと守れないといけない。僕たちにはトップチームとしてのクオリティがあるのに、すべてが自分たちの方に転がってこない。今は本当に苦しい状況だけど、団結して前に進むしかない。」
――チームバランスについて
「今はモメンタム(流れ)が全くない。さっき言ったように、すべてが自分たちの方に来ない。デュエルでも、50-50の場面でも勝てない。本当に難しい状況。でも何度も言うように、僕たちは団結して前に進むしかないし、必ずこの状況を抜け出せると信じている。」
フラーフェンベルフが語った内容は、嘆きよりも自覚と危機感に満ちていた。
前半に見せた攻撃の形や多くのチャンスは、間違いなく“まだ戦えるチーム”である証拠だ。
だが一方で、「あまりに簡単に失点する」
「50-50の球を拾えない」
「流れをつかむ前に崩れる」
という問題は深刻で、これが連敗を呼び込んでいる最大の要因でもある。
今のリバプールが必要としているのは、誰か一人の閃きや気まぐれな運だけではない。
守備から攻撃まで、チーム全体が“最低限の基準”を取り戻すこと。
そして、結果が出ない時こそ団結を失わないこと。
苦境は続いている。しかし選手自身が現実を直視し、責任を認め、改善に向かう姿勢を示している以上、立て直しのチャンスは必ず訪れるはずだ。
次の試合こそ、その一歩を踏み出せるかどうかが問われる。
参照記事↓
https://www.liverpoolfc.com/news/ryan-gravenberchs-assessment-liverpools-defeat-against-psv

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