リバプールは直近12試合で9敗という深刻な状況にあり、主力の不調を受けて、フェデリコ・キエーザ、遠藤航、ジョー・ゴメスといった“控え組”の起用を求める声が日に日に高まっている。
モハメド・サラーをはじめ、ライアン・フラーフェンベルフやイブラヒマ・コナテなど多くのレギュラーが不安定なパフォーマンスに悩む中、「スカッドを広く使うべきだ」というファンやメディアの主張は強まるばかりだ。
そんな中、スロット監督はウェストハム戦前の記者会見で“メンバー入れ替えの可能性”について質問を受けたが、その答えは決して前向きとは言えなかった。
スロット
「もちろん、あらゆることを検討します。」
「これまでは違う判断をしてきましたが、彼ら(控え選手)は毎日一緒にトレーニングしており、その中で自分を証明することはできます。」
「常にバランスの問題です。変えなければ『もっと変えたほうがいい』と言われ、今季のある時期には私が多く入れ替えたことで“同じメンバーで戦っていない”と批判されたこともあります。」
「もちろん検討はしますが、その検討が日曜日の試合で最終的にどう反映されるのかは、まだお話しできません。」
指揮官の“慎重姿勢”に込められた本音
スロットは “控え組の起用は常に選択肢として考えている” としながらも、
明確なテコ入れを約束することは避けた。
その背景には、以下の3つの事情があると見られる。
1. レギュラー固定へのこだわりと批判の記憶
シーズン序盤、スロットはローテーションを積極的に行ったが、その時には「入れ替えすぎだ」という批判があった。その記憶が慎重さにつながっている。
2. 過密日程でのコンディション管理
毎試合のように負傷者が出る現状では、
「ただ変えれば良い」という単純な問題ではなく、
戦力バランスとフィジカルケアが重要になる。
3. チーム心理の不安定さ
連敗続きの中で大幅な変更は、
チーム内競争を活性化させる一方で、
“信頼を失った主力”のメンタルに悪影響を与える可能性もある。
スロットが発したメッセージは明確だ。
「全てを検討はするが、安易な変化はしない」
控え組の起用を求める声は強まる一方だが、
スロットはあくまでバランスと継続性を重視し、
最終判断は試合直前まで伏せたまま。
ウェストハム戦で彼がどのカードを切るのか。
チーム再浮上への第一歩となるのか、それとも混迷が深まるのか。
日曜日の選手起用は、今季を左右する“重大な決断”となりそうだ。
参照記事↓
https://www.liverpoolfc.com/news/round-arne-slots-press-conference-ahead-west-ham-v-liverpool

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