ウェストハム相手に0-2で完勝し、ようやく重苦しい流れを断ち切ったリバプール。
この日ヒーローとなったのは、夏に加入したアレクサンダー・イサクだった。
待望のプレミアリーグ初ゴールで均衡を破り、苦しんだチームに“再起の狼煙”を上げたストライカーは、試合後「勢いを維持しなければならない」と冷静に語った。
一方、チームは3連敗からの脱出に成功したものの、すぐにサンダーランド戦、リーズ戦と連戦が続く。
イサクは「1勝で満足してはいけない」と強調し、復活を確実なものにするための決意を示した。
「(リーグ初ゴールは)時間がかかったのは自覚している」とイサクは試合後、スカイ・スポーツのインタビューで語った。
「自分のベストフォームに戻そうとずっと努力してきたし、まだその途中。でも、今日のゴールは嬉しいね。もちろん複雑な気持ちもある。でも今日は勝てたことが一番の感情であり、チーム内の雰囲気を良くする一番の方法だ。それは個人にとってもプラスになる。でも、僕はストライカーなので、ゴールを決めることがいつだって自分を助けてくれる。」
「この勝利を良い形で活かさないといけない」とイサクは続ける。
「でも謙虚でいないといけない。僕たちは厳しい時期を過ごしてきたから。一つ勝ったからといって、すぐに“完全復活だ”というわけではない。集中を保ち、努力し続けて、この勢いを維持しないといけない。」
ウェストハム戦での勝利は、苦しい状況にあったにとって確かな前進となった。
イサクの初ゴールはチーム全体に大きなエネルギーを与えたが、本人は「ここからが本当の勝負」と語るように、まだ道半ばだ。
サンダーランド、リーズと続く厳しいスケジュールを前に、リバプールがこの勢いを本物にできるか。
“復調への第一歩”を踏み出したチャンピオンチームの姿に、次節以降も注目が集まる。
参照記事↓
https://www.liverpoolfc.com/news/alexander-isak-we-have-stay-humble-and-build-momentum-now

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