リバプールのアルネ・スロット監督は、モハメド・サラーが12月15日にエジプト代表へ合流し、アフリカ・ネイションズカップ(AFCON)へ参加することを正式に認めた。
大会は12月21日から1月18日にかけてモロッコで開催され、サラーはブライトン戦後にチームを離れることになる。
さらに、スロット監督はウェストハム戦でサラーをベンチに置いた理由、そしてその時のサラーの反応についても率直に語った。
◆ サラーの代表合流について
「12月15日です。ただ、こうした状況では常に“選手”、“代表チーム(今回はエジプト)”、そして“クラブ”の3者が関わります。そしていつも、3者のために何が最善かという話し合いが行われます。
クラブで働いていても、過去の経験でもそうですが、この3者の間で常にコミュニケーションがあります。選手、クラブ、国の3つですね。
これは特別なことではなく、いつも同じです。戻ってくるときも、出ていくときも同じ。
FIFAが15日を最終日と定めているので、選手はその日までに放出しなければならない、ということだと思います。」
◆ ウェストハム戦でのベンチスタートについて
サラーはウェストハム戦で出場機会がなかった。
スロット監督は「落胆したか」という質問に対し、次のように答えた。
「そう推測するのは当然でしょうし、それはごく自然な反応です。彼は我々のためにプレーする能力を持った選手ですからね……控えめに言っても、彼はこのクラブで何年にもわたり際立った活躍を続けてきた選手であり、これからも我々にとってそうであり続けるでしょう。
もちろん、選手はプレーできなければ嬉しくはありません。彼だけではなく、先発でなかった選手はみんな満足していなかったと言えます。それは普通のことです。
ですが、彼の振る舞いはプロフェッショナルとして当然のものでした。チームメイトをとてもよく支え、試合当日の態度も素晴らしく、前日のトレーニングでも同様でした。」
◆ プロフェッショナリズムとしてのサラー
スロットはサラーの姿勢を次のように称賛した。
「3日ごとにプレーし、あれほど高いレベルを維持し続ける選手は、感情に流されていては務まりません。モーは極めて規律正しく、フィットネスを保つために何をすべきか理解しています。
調子が良くても悪くても、プレーしてもプレーしなくても、彼は常にトッププロであり続ける──この2日間もまさにそうでした。」
■ まとめ
- サラーは12月15日にエジプト代表へ合流
- AFCONによる離脱は約1か月
- スロットは「選手・クラブ・代表の三者で調整するのが常」と強調
- ベンチスタートに不満があっても、サラーは完璧なプロフェッショナルとして振る舞った
という点が明確になった。
サラーの離脱はチームにとって痛手ではあるが、
その姿勢と継続的なプロ意識は、リバプールにとって大きな支えとなり続けるだろう。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-confirms-mohamed-salahs-afcon-release-date

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