リバプール主将フィルジル・ファン・ダイクが、今夜のサンダーランド戦へ向けて強い決意を語った。ウェストハム戦でようやくトンネルの出口を感じたチームは、アンフィールドに戻り“勝利の感覚”を再び積み重ねたい状況。
ファン・ダイクはマッチデープログラムの中で、ハードワークと団結こそが復活への道だと強調し、イサクのプレミア初得点、ゴメスの活躍、そしてサポーターへの深い感謝を述べながら、「アンフィールドでの2連敗は受け入れられない。今夜取り返す」と誓った。
「サッカーで“勝つ”という感覚ほど特別なものはない」
「日曜日のウェストハム戦で一歩前進できたことで、僕たちはその勢いをさらに積み上げていく決意を固めている。週末に向けて『この困難な時期を抜け出すために全力を尽くす』と言ったけれど、ロンドンで見せたパフォーマンスはその言葉を裏付けるものになったと思う。チームが良い時でも、あまり良くない時でも、結局は同じことに行き着く。ハードワークと団結だ。全力を尽くし、チームとして戦えば、いずれ報われる。それが日曜日に起きたことだ。とはいえ、まだ1試合にすぎないし、これを継続する必要がある。僕たちがどれだけ状況を好転させたいと願い、そのためにどれだけハードワークしているかを皆さんに感じてもらえたら嬉しい。」
「イサクの初ゴールは大きな励み」
「ここ最近、僕たちはうまくいっていないことを理解している。でも日曜日は本当に救いになった。結果もパフォーマンスも素晴らしかったし、アレクサンダー・イサクがクラブでの初プレミアリーグゴールを決めたのも嬉しかった。アレックスは加入してから決して簡単な時間を過ごしていないし、それは本人も認めるはずだ。でも彼は裏で本当にハードワークしてきたし、そのクオリティはみんなが分かっている。彼は決定力のあるフィニッシャーで、あれがリバプールでのリーグ戦ゴールの第一歩になってほしい。」
「ジョー・ゴメスのパフォーマンスは傑出していた」
「今季初のリーグ戦スタートだったジョー・ゴメスにも触れたい。僕は前から何度も言ってきたけど、成功するためには“誰もが自分の役割を果たす準備をしていること”が絶対に必要だ。先発であれ途中出場であれ関係ない。ジョーは素晴らしいパフォーマンスだったし、大きな称賛を送りたい。」
「サポートは本当に力になっている」
「最後に、週末にファンの皆さんが送ってくれたサポートは本当に素晴らしかった。最近の試合で僕たちは自分たちに失望するようなパフォーマンスをしてしまったけれど、それでも皆さんが支えてくれたことはとても大きな力になっているし、心から感謝している。今夜のサンダーランド戦でも、また皆さんの力が必要だ。彼らは昇格後も非常に良いシーズンを送っているし、プレミアリーグで“簡単な試合”なんて存在しない。ウェストハム戦を再現し、謙虚に、そして再び戦わなければいけない。まずは基本を徹底すること——競り合い、走り、チームとして守ること。そしてその上で僕たちのクオリティを発揮する。」
「アンフィールドでの過去2試合は受け入れがたい。だからこそ今夜」
「アンフィールドでの直近2試合(ノッティンガム・フォレスト戦とPSV戦)は本当に残念だったし、無視することはできない。皆さんにはもっと良いものを見せるべきだし、それを今夜証明したい。
さあ行こう。共に。」
ファン・ダイクは、困難な時期でも一貫してチームを支えるファンへの感謝を繰り返しつつ、「基本を徹底し、謙虚に、そしてもう一度力を示す」と語った。
アンフィールドでの連敗を終わらせるために、必要なのはハードワーク、団結、そしてサポートしてくれるファンと共に戦う姿勢。
主将の言葉どおり、今夜の一戦はリバプールが本格的に復調へ向かう“ターニングポイント”となるかもしれない。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/virgil-van-dijk-programme-notes-we-are-going-need-everybody

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