元リヴァプールMFのシャビ・アロンソが、レアル・マドリードで“解任寸前”の状況に追い込まれていると、スペインで報じられている。
運命を左右するとされるのは、水曜に控えるチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦。この一戦の結果次第では、電撃解任も現実味を帯びてきた。
その一方で、モハメド・サラーの“公然批判”という大嵐の中にあるリヴァプールは、それでもアルネ・スロット監督の続投を支持する姿勢を貫いているという。
■ アロンソの去就はマン・シティ戦が“最後通告”か
シャビ・アロンソはここまで21試合で15勝と数字上は悪くない成績を残しているものの、
・ヴィニシウスJr.ら主力選手との関係悪化
・リーグ戦での失速
など、複合的な要因から常に厳しい目を向けられてきた。
直近では、セルタ・ビーゴにホームで0-2敗戦。
この結果を受け、ベルナベウではペレス会長主導の緊急会議が開かれ、CLマン・シティ戦を“最終判断の期限”とする方針が決まったと『MARCA』は伝えている。
敗れた場合、ジダン復帰、クロップ急浮上(ただし実現性は極めて低い)
といった後任候補の名前が一気に現実味を帯びる。
■ レアルの深刻な不振
レアルは直近7試合でわずか2勝。
この間にバルセロナとの勝ち点5差をすべて失った。
この失速は、皮肉にも
アンフィールドでのリヴァプール戦(0-1敗戦)から始まったとも指摘されている。
■ 一方で、リヴァプールは“スロット支持”を明確化
対照的なのがリヴァプールの姿勢だ。
サラーの爆弾発言は「内戦状態」とも表現されるほどの混乱を招いたが、
FSGはスロット監督の続投を支持していると報じられている。
サラーはクラブ史上屈指のレジェンドであり、
「選手の側につく」と見る声も多かった中で、クラブは明確に“監督支持”を選択した形となった。
ただし、スロットの去就はサラー問題とは切り離され、
純粋に“結果”で判断される見通しとされている。
現状、リヴァプールも直近15試合で4勝と深刻な不振に沈んでおり、こちらも決して安泰ではない。
記事まとめ
シャビ・アロンソは、マン・シティ戦という“最後の試験”に臨もうとしている。
敗れれば電撃解任――そんな緊張感がベルナベウを包んでいる。
一方で、サラーとの決裂という“爆弾”を抱えながらも、リヴァプールは現時点でスロット監督を支持する決断を下した。
・レアルは「即結果」を求める
・リヴァプールは「もう一度、監督を信じる」
同じ名門クラブでありながら、対照的な“決断の哲学”が、今季の明暗を分ける可能性もありそうだ。
参照↓
https://www.marca.com/futbol/real-madrid/2025/12/08/gabinete-crisis-madrugada-match-ball-city.html

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