ファン・ダイクが語った“サラー謝罪論”の真実「決める立場にない。全ては内々で」

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モハメド・サラーの発言をきっかけに揺れるリヴァプール。

インテル戦のメンバー外、そして監督アルネ・スロットとの関係性――。クラブ内外で議論が続く中、ついに主将フィルジル・ファン・ダイクがこの件について口を開いた。

「謝罪が必要かどうかを決めるのは自分ではない」。

キャプテンが語った“真意”とは――。

ファン・ダイク

「誰かが何かについて謝るべきかどうかを語るのは、僕の役目じゃないと思っている」

「ここ数日、彼が自分の気持ちを表に出したというだけのことだと思うし、それはクラブが対処すべきことであり、もちろん僕たち選手にとっても同じだ」

「でも、翌日のロッカールームを見た限りでは、何も変わっていなかったよ」

「僕たちには自分たち自身だけでなく、このクラブ全体、そして世界中のファンに対する責任がある。それがすべてだ」

「だからこそ、フォーカスはそこにあった。他に変わったことは何もない。そして彼も普通にトレーニングをしていた」

ピッチサイドでファン・ダイクと会話していたクラレンス・セードルフは、「サラーは謝罪すべきだ」との考えを示した上で、ファン・ダイクが再び和解へ向けた役割を果たすつもりがあるのかを尋ねた。

それに対してファン・ダイクは、次のように答えている。

「現実として、モー(サラー)は週末にアフリカへ向かう。僕はモーのことを長い間知っているし、僕たちは良い友人関係だ。良い時も悪い時も共に過ごしてきた」

「彼は僕がこのクラブで成功するうえで大きな存在だったし、僕も彼の成功の一部だった。僕たちは皆、リヴァプール・フットボールクラブの成功の一部なんだ」

「僕たちは話し合いもする。ただ、こういったデリケートな話は、あるべき姿として内々に留めておくものだ」

「僕たち選手、そしてチーム全体にできることは、外野の雑音に備えることだけだ。それが唯一、僕が仲間たちに伝えたいことだ」

ファン・ダイクは一貫して、サラーの問題について「誰が正しいか」「謝罪すべきか」という議論に踏み込むことを避け続けた。

ロッカールームの空気は変わっておらず、サラーも通常通りトレーニングを行っている。

そして何より、彼が強調したのは――

「僕たちにできるのは、外野の雑音に備え、ピッチで結果を出すことだけ」というプロフェッショナルな姿勢だった。

サラーは週末にアフリカへ向かう。

この騒動が完全に収束するのか、それとも新たな展開を迎えるのか。

主将の言葉通り、すべては“内側”で静かに動き続けている。

参照↓

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