「僕も人間なんだ」──エキティケが語った“Instagramサブアカウント”と、リヴァプールで愛される理由

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ピッチ外で見せる素顔が、さらにファンを惹きつける

ユーゴ・エキティケは、サッカー以外の内容を投稿するために使っている「秘密のInstagramアカウント」について語り、それが自分をより身近な存在に感じさせてくれるものだと明かした。

フランス人FWは、アイントラハト・フランクフルトから最大7,900万ポンドとされる移籍金で今夏リヴァプールに加入。

ここまで23試合で10ゴールを記録し、名実ともに今季の“補強成功例”となっている。

だが、エキティケがサポーターから支持を集めている理由は、ピッチ上でのゴールやプレーだけではない。

彼の人間味あふれるキャラクターもまた、多くのファンの心をつかんでいる。

「NBAの選手を見て、クールだと思った」

23歳のエキティケは、メインとは別に2つ目のInstagramアカウントを持っており、そこではサッカーとは無関係な日常や感情を発信している。

このアカウントはファンの間でも人気となっており、ピッチ外での姿を垣間見ることができる場となっている。

All Red Videoのインタビューで、エキティケはその理由を率直に語った。

「最初にそれを見たのは、NBAの選手がやっているのを見た時だった。それがすごくクールだと思った。それに、もっと良いことができるんじゃないかと思った」

「普通のアカウントでは、自分を表現できない」

エキティケにとって、そのアカウントは“見せるため”のものではない。

「僕にとってはすごく個人的なものなんだ。だから、そこで何をしているかを他人が判断することはできない。普通のアカウントだと、自分を本当に表現することができないと感じる。メインのアカウントにログインすると、『サッカーの投稿をしなきゃいけない』って分かっている。嬉しい時や、そうじゃない時の気分を投稿することは、なかなかできない」

「気分を見せたい。僕も人間だから」

2つ目のアカウントについて、エキティケは“ムード”という言葉を使って説明する。

「2つ目のアカウントが好きなのは、気分(ムード)に近いものだからだ。どう感じているか、何が自分をワクワクさせるのかを見せることができる人々に必要なのは、そういうものだと思う。みんな、サッカー選手のきれいに整えられた投稿しか見ていない。でも、僕も人間なんだ。ただ『君たちと同じだよ』って見せたいだけなんだ。もっと多くの人が、こういうことをやるべきだと思う」

「写真より、曲を選ぶ方が時間がかかる」

投稿において、意外なこだわりも明かしている。

「正直に言うと、写真を選ぶより、曲を選ぶほうが時間がかかると思う」

「音楽があるからこそ、投稿する時に時間をかけるようになるんだ」

新たな“攻撃のヒーロー”へ

今夏はアレクサンダー・イサク、フロリアン・ヴィルツといった華やかな補強もあった。

それでも、現在もっともファンに愛されている存在の一人がエキティケであることは間違いない。

彼のプレーには、自然体でプレーする自由さがあり、

ピッチ外では、世界的アスリートである前に「一人の人間」としての姿を見せている。

才能と人間性、その両方を備えた新たな存在。

リヴァプールでのエキティケの物語は、まだ始まったばかりだ。

エキティケが“秘密のInstagram”で見せているのは、

作られたイメージではなく、等身大の自分だ。

「僕も人間なんだ」という言葉は、彼がなぜここまでファンに愛されているのかを、何よりも端的に表している。

ゴールを決め、勝利を呼び、そして人として共感を生む。

ユーゴ・エキティケは今、才能と人間性を兼ね備えたリヴァプールの新しい象徴になりつつある。

参照↓

https://www.instagram.com/heesheki/?hl=en

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