スロットの誘いを断っていた過去
ミッキー・ファン・デ・フェンは、スロットがフェイエノールトを率いていた当時、その移籍アプローチを断っていたことを明かした。
2023年にヴォルフスブルクからトッテナムへ加入して以降、ファン・デ・フェンは着実に評価を高め、現在ではプレミアリーグ屈指のディフェンダーの一人と見なされている。スロットは以前からファン・デ・フェンの才能を高く評価しており、PSV、ヴォルフスブルク、そしてスロット率いるフェイエノールトという選択肢の中で、彼は自身の将来を決断することになった。
2021年の移籍最終日、FCフォレンダムからブンデスリーガへ向かうその日は、本人にとって忘れられない一日だったという。
「あの移籍最終日は、人生で一番カオスな一日だったと思う」
と、ファン・デ・フェンは The Overlap に語った。
「ファン・ボメルはヴォルフスブルクにいて、彼から電話が来た。スロットはフェイエノールトにいた」
ここで、ギャリー・ネヴィルが口を挟む。
「じゃあ、アーネ・スロットを断ったってこと?」
それに対する答えは、実にシンプルだった。
「うん、そうだよ」
AZ時代から続いていたスロットの関心
この話は、初めて明かされたものではない。
今年2月、当時24歳だったファン・デ・フェンは、
スロットとの関係について、さらに詳しく説明している。
「スロットは、僕がフォレンダムでプレーした最初のシーズンを見て、AZアルクマールに連れて行こうとしてくれた。でもクラブは売却を拒否した。僕は、移籍できないことを受け入れるしかなかった。その後、彼がフェイエノールトにいた時にも獲得を狙ってくれたけど、その時にはすでにヴォルフスブルクと契約していた。」
スロットの評価は一貫していたが、
タイミングだけが合わなかった。
「別次元だった」──最も手強かった相手はイサク
トッテナムで73試合に出場し、
世界トップレベルのアタッカーたちと対峙してきたファン・デ・フェン。
その中で、最も印象に残った相手として名前を挙げたのがアレクサンダー・イサクだった。
「ニューカッスル戦で負けた試合があった。あの試合では、僕が滑ってしまった場面もあった。でも、その試合のイサクはレベルが違った。その時に、これはトップクラスの選手だって思った。彼がトップクラスなのは分かっていたけど、その試合では本当に『すごい』と感じた。裏へ抜けることもできるし、ボールを受けに下がることもできる。テクニックも本当に高い。スピードがあって、フィニッシュも一流。あの時は、本当にどこにでもいるような存在だった」
ファン・ダイクとの関係「信頼できる存在」
オランダ代表で共にプレーするファン・ダイクとの関係についても、ファン・デ・フェンは言及している。
自身が左サイドバック、ファン・ダイクが左センターバックとして並ぶ形でプレーすることが多く、その関係性を「良い」と表現した。
「ピッチ上でもたくさん話すし、ピッチ外でもよく話している。彼が信じられないディフェンダーだということは、誰が見ても分かると思う。彼の隣でプレーするのは本当にやりやすい。信頼できるし、彼が何をしてくれるか分かっている。彼がチームにもたらすものも分かっている。だから、とても良い関係だよ」
リヴァプール戦、ついに復帰へ
ファン・デ・フェンは負傷の影響で、トッテナムとしての直近2度のリヴァプール戦
(5-1、4-0)を欠場していた。
そのため、今週土曜日の一戦は、2024年5月以来となるリヴァプール戦出場となる見込みだ。
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