リヴァプールは、敵地トッテナム・ホットスパーでの激闘を制し、勢いをさらに加速させた。
2-1での勝利により、リヴァプールは公式戦6試合無敗、そしてリーグ戦3連勝を達成。
試合後、守護神アリソン・ベッカーは、この一戦を「本当に激しい試合だった」と振り返っている。
■ 退場者を出した中での主導権
この試合、前半にトッテナムはシャビ・シモンズが退場。
数的優位に立ったリヴァプールは、後半にアレクサンダー・イサクとウーゴ・エキティケのゴールで主導権を握った。
しかし、試合は決して楽な展開では終わらない。
終盤にはリシャルリソンのゴールで1点を返され、アディショナルタイムにはクリスティアン・ロメロも退場。
会場の雰囲気が一気に高まる中、緊迫した最終局面を迎えた。
■ アリソン「プレミアでは簡単な試合はない」
試合後、アリソンは次のように語っている。
「本当に激しい試合だった。プレミアリーグでは、たとえピッチ上で数的優位があったとしても、簡単に勝てる試合なんてないと思わなければならない。彼らは最後の20分間、結果のために本当に必死に戦ってきた。でも、僕たちは結果を守り切るだけの勇気を持っていた。もちろん、失点したことには満足していない。クリーンシートを保つことも、僕たちにとっては大きな目標だったし、安定感を保つためにも重要だった。それでも、トッテナム相手にアウェイで勝ち点3を取れた。それは素直に受け止めるべき結果だと思う」
■ 危険な“最後の10分”
終盤の展開についても、アリソンは冷静に分析している。
「それがプレミアリーグというものだ。ここで長くプレーしていれば、最後の10分間が一番危険だということは分かっている。試合をある程度コントロールできていた中で、もう少しボールをうまく使って、相手守備により脅威を与えることはできたと思う。でも最終的には、彼らはとにかくボールを我々のボックス内に放り込んできた。彼らは戦ったし、リシャルリソンが入ってチームに勢いをもたらし、観客も一体となって押し込んできた。それでも、僕たちはクロスや終盤のチャンスをしっかり守った。最後までうまく対処できたと思う」
数的優位がありながらも、最後まで気の抜けない試合となったトッテナム戦。
アリソンの言葉が示す通り、プレミアリーグでは一瞬の油断が命取りになる。
その中で、敵地で勝ち点3を持ち帰った事実は極めて大きい。
連勝と無敗記録を伸ばしたリヴァプールは、確かな手応えとともに次戦へと向かう。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/we-take-alisson-becker-reviews-liverpools-victory-tottenham

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