アンフィールドで行われたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦。
リヴァプールは前半終盤の2分間で2ゴールを奪い、苦しみながらも2-1の勝利を収めた。
この試合後、キャプテンのファン・ダイクは、内容よりも「勝つこと」の重要性、そして今のチームが示している団結力について語っている。
苦しみながらも勝ち取った勝ち点3について
「間違いなくそうだね。残念ながら(後半)かなり早い時間帯に失点してしまって、それが相手に大きな勢いと自信を与えてしまった。前半は本当に、本当に良い内容だったと思うし、2つの良いゴールも決めた。ボール保持でも良かったし、守備も安定していて、特に問題はなかった。後半は、相手がより強いプレッシャーをかけてくるのは分かっていたし、ハーフタイムでも“同じことを続けよう”と話していた。残念ながらそれができなかったけど、それはウルブスがうまくやった部分もある。全体としては、勝つ方法を見つけられた。それが何より重要だ。今のシーズン状況や、ケガ人や欠場者が多い現状を考えればなおさらだ。後半の出来の言い訳にはならないけど、勝てたことは良かったし、とても重要な勝利だ」
2分間で2ゴールを奪えた重要性について
「100パーセント重要だよ。ただ、さっきも言ったように、前半は後半ほど高い位置からプレッシャーをかけられていなかった。2-0で負けていれば、後半に相手が前に出てくるのは当然だ。前半はとても良いプレーができていたと思うし、そこは今後の土台にしていくべきだね」
最近、チームとして踏ん張って結果を出していることについて
「とにかく勝つ方法を見つけなければならない。今季を振り返ると、浮き沈みがあった。良い試合もあれば、残念な試合もあった。そんな中で、ピッチ上の一秒一秒を全力で戦わなければならない。今日だけじゃなく、ここ数試合を見ても、僕たちが本当に勝利を欲していることが伝わると思う。今日は良い勝利だった」
チームとして団結する必要性について
「それもサッカーの一部だ。終盤は特に、相手が前線に4人を並べて、セカンドボールを必死に拾いに来る。そういう状況に備えておかなければならないし、僕たちはそれを示せたと思う。いつも綺麗な内容とは限らないけど、勝てたことをうれしく思っているし、次の試合に向かうだけだ」
ヴィルツのゴールを見られたことについて
「彼はこの強度や、僕たちのプレースタイルにどんどん慣れてきている。ボールを持った時の重要性は言うまでもないし、彼のクオリティに疑いはない。彼にとっても、僕たちにとっても嬉しいゴールだ。ただ、60分くらいでかなり疲れていたと思うので、3日に1回90分プレーできるように、その点は彼自身もチームとしても取り組んでいかないといけない」
ディオゴ・ジョタの子どもたちと家族をマスコットとして先導したことについて
「アリ(アリソン・ベッカー)と一緒に、あの子たちとピッチに立てたのは本当に名誉なことだった。ルテ(ディオゴの妻)や家族と話し合った上で実現したことで、個人的にも本当に楽しみにしていた。感情的になることは分かっていたけど、あの子たちにとって一生忘れられない思い出になったと思う。これからも彼らにとって素晴らしい時間が続いて、リヴァプールを楽しみ続けてくれたらうれしい。リヴァプールは彼らの心にとってとても大きな場所だし、ディオゴはこれからも永遠に僕たちと共にある。彼らと一緒にあの時間を過ごせたことを本当に誇りに思っているし、ファンもそれを感じ取ってくれたと思う」
- 内容が完璧でなくても「勝つ方法」を見つけたリヴァプール
- ケガ人続出の中で見せた、キャプテン主導の結束力
- ヴィルツの成長と課題が同時に見えた一戦
- ジョタの存在が、今もチームとアンフィールドを結び続けている
この勝利は、単なる勝ち点3ではない。
今のリヴァプールが“どうやって前へ進もうとしているのか”を示した90分だった。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/virgil-van-dijk-you-have-find-way-win-thats-important

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