アーネ・スロット監督は、コナー・ブラッドリーが負った“今季絶望”の膝の負傷について振り返り、戦力面での深刻な影響と、本人にとって失われた大きなチャンスについて率直な思いを語った。
ブラッドリーは、アーセナル戦で膝の靭帯および骨を損傷。修復手術が必要となり、今季中の復帰は不可能となっている。これにより、スロットが“本職”として起用できる右サイドバックは、ジェレミー・フリンポン、ジョー・ゴメス、カルヴィン・ラムジーの3人のみとなった。
だが、その内情は決して楽観できるものではない。
フリンポンは攻撃面でも欠かせない存在であり、ゴメスはケガがちでセンターバックの第3選択肢でもある。ラムジーは今季公式戦でわずか1試合の出場にとどまっている。
リヴァプールは現時点で1月に新たなディフェンダーを補強する見込みは薄いとされているが、バーンズリー戦後のスロットの言葉は、守備陣の層の薄さを強く印象づけるものだった。
指揮官は、今季すでに5試合で右SBとして先発し、試合中にも同ポジションへ移ることが多いドミニク・ソボスライについて、「本来は中盤で使い続けたい」と明言。また、フリンポンのコンディション管理が今後の大きなテーマになることも認めている。
そして何よりも、今回の負傷がブラッドリー本人にとって、そして北アイルランド代表にとっても“計り知れない機会損失”であることを、スロットは強い言葉で表現した。
「まず彼のことから話させてほしい。
トレントが去り、コナーは昨季すでに何度か素晴らしい形でその穴を埋めていた。私が来る前のシーズンにも、彼には良い時期があった。
だから彼自身も、そして私も、『今季は自分のシーズンになる』と感じていた。その後、主にハムストリングのケガで多くの試合を逃しながらも、戻ってきて、チームに入り、成長し、どんどん良くなって、ようやくフィットした――その矢先に、こんなことが起きてしまった。
開幕前に『今季こそが自分のシーズンだ』と思っていた中で、6試合、7試合、あるいは8試合しかプレーできないかもしれないというのは、彼にとって本当に、本当に大きな打撃だ。
私は北アイルランド代表のことも考えている。彼はワールドカップ出場を目指している。その意味でも、これは彼にとって計り知れない痛手だ。
しかし、それは同時に我々にとっても大きな打撃だ。私がドミニク・ソボスライを右サイドバックとして使いたいなどと考えていないことは分かってもらえると思う。
それでもジェレミー・フリンポンは多くの時間をプレーしなければならない。彼自身もケガから戻ってきたばかりで、3〜4か月間はほとんどプレーできていなかった。
今日の彼は良かった。だが、週末にも出場できる状態を保たなければならないし、その後はマルセイユ、そしてボーンマス戦が控えている。
1月は9試合があり、使えるディフェンダーは6人しかいない。私はそれを正しくマネジメントしなければならない。
それでも、フィットしている選手たちのおかげで、我々が11試合連続無敗でいられていることには、心から称賛を送りたい」
ブラッドリーの離脱は、単なる戦力ダウンにとどまらず、チーム構想、選手起用、そして彼自身のキャリアの流れにも大きな影響を与える出来事となった。
スロットにとっても、限られた駒で過密日程を戦い抜くという、極めて難しいマネジメントがここから本格的に始まる。
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