「『これが今の現実だ』──スロットが語った、ボーンマス戦のすべて」

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土曜、ヴァイタリティ・スタジアムで行われたAFCボーンマス戦。

リヴァプールは2点ビハインドから追いついたものの、後半アディショナルタイムのラストプレーでアミーヌ・アドリに決勝点を許し、3-2で敗れた。

前半終了間際にフィルジル・ファン・ダイクがヘディングで1点を返し、残り10分でドミニク・ソボスライが見事なフリーキックを沈めて2-2。

しかし、最後の一瞬で均衡は破られ、レッズの13試合無敗は劇的な形で終わった。

試合後、アーネ・スロット監督はメディアの前に立ち、この一戦について率直に語っている。

試合と結果について

「もちろんフラストレーションはある。失点すること自体が悔しいが、もう取り返す時間が残っていない状況で失点するのは、なおさらだ。正直に言えば、相手は3-2をもう少し早い時間に決めていてもおかしくなかった。というのも、2-2に追いついた後も、我々は勝ち越しを狙ってプレーしていたが、数人の選手は明らかにエネルギーが切れかけていた。しかし、それを責めることはできない。なぜなら、2日前に我々はヨーロッパでアウェイゲームを戦っていた。この時期、チャンピオンズリーグを戦っているチームの中で、中2日で試合を迎えているのは我々だけだ。アウェイから帰って、またアウェイで、しかもリーグで最もインテンシティの高いチームの一つと対戦する。私は、利用可能な選手の関係で、ほぼ同じメンバーを使っている。だから、本来なら最後に“勝ちに行く”展開になってはいけなかった。そうなってしまうと、より難しくなる。それが、最後の10分間で起きたことだ。それ以外の時間帯では、まったく違う試合だった。大半の時間で、我々が試合を支配していたと思う。」

7分間で2失点したことについて

「1点目について、ヴィルジルを責めるのはフェアではないと思う。試合を通して、風がどれほどボールに影響を与えていたかは誰の目にも明らかだった。終盤、ヴィルジルがモー(サラー)へロングボールを蹴った時、私はGKのところへ行くと思っていたが、突然モーの足元に落ちた。つまり、風に苦しんだのは彼だけではない。今季、“たった7分間”で状況が変わる試合は、これが初めてではない。その7分間、我々が崩れていたというより、相手も試合に参加していたという感じだったが、その間に2点を許してしまった。しかも2点目は、我々が10人になった時だった。1点目の直後、ジョー・ゴメスが負傷でピッチを離れなければならなかった。彼は“いける”と思って続けようとしたが、結局できなかった。それこそが、今季を象徴しているのかもしれない。毎回、何か別の出来事が起こり、毎回“特別な形”で失点する。だが、失点しているのは事実であり、責任があるのは我々自身だ。」

チームのエネルギーについて

「もしボーンマスの方が多く走ったとすれば、それは我々がボールを67%ほど保持していたからだ。彼らの走力は、間違いなく彼らの強みであり、リーグのほぼすべての走行距離スタッツでトップクラスだ。だからこそ、2-0から追いついた選手たちを称えなければならない。リーグで最もフィットしたチームの一つを相手に、我々は再びメンタリティとフィジカルを示した。彼らは週に1試合しか戦わない。我々は違う。もちろん、それは言い訳にはならない。リヴァプールのようなクラブは、週3試合を戦うことに慣れている。しかし、我々はほぼ同じ選手たちでそれをやっている。昨季は、今のように長期離脱者が3人いる状況ではなかった。ラインナップを見ても分かる通り、私はヒューゴ(エキティケ)を使わなかった。それは彼が悪かったからではない今後数週間から数か月で使える“9番”は彼しかいない。2週間前に離脱しており、試合数が多い中で、出場時間を管理する必要がある。ジェレミー・フリンポンも同じだ。前半は良かったが、後半に入ると、エネルギーが少し落ちているのが見えた。その結果、終盤はワタ(遠藤)とドム(ソボスライ)が、本来のポジションではない場所でプレーすることになった。ちなみに、彼らはよくやってくれた。だが、これが今の現実だ。」

ゴメスが負傷して10人で戦った時間帯について

「私は彼らに“ボールを外に出せ”と叫んでいた。しかし実際には、我々はかなり落ち着いてボールを保持していた。長い時間キープしていたが、失った瞬間、逆にボーンマスが保持した。10人を相手にする方が、ボールを回すのは簡単だ。ただ、あの失点は、“10人だったから”生まれたものではない。ウイングがフルバックを驚かせる形で、我々がもっと良く対応できた場面だった。もちろん、11人であれば、アシストした選手があそこまで前進できなかったかもしれないがね。」

ゴメスの負傷について

「ジョーは、アリ(アリソン)と接触して膝を打った。骨と骨がぶつかったような形だったと思う。彼は続行できなかったし、アリの膝もかなり腫れていた。ジョーが2日後、3日後に練習できるかどうかは分からない。だが、今日は続けられない状態だったのは明らかだった。」

アンディ・ロバートソンの将来について

「私の答えが何か、もう分かっているでしょう?私はこれまで、マイクの前で移籍の話をしたことがありますか?答えはいつも同じで、正直言って、同じ答えを繰り返すのはとても退屈だ。我々は、公の場で移籍について話さない。」

ミロシュ・ケルケズのハーフタイム交代について

「ケガではない。戦術的とも言わない。試合前から、彼を90分使うのは賢明ではないと分かっていた。私は常に同じ選手を使っている。だからこそ、彼らをフィットに保ち、負荷を管理しなければならない。昨日、フィジカルスタッフから“もし1日余裕があれば、彼は昨日トレーニングを休ませて回復させたかった”と言われた。つまり、常にリスクゾーンにいるということだ。すでに前半で1枚交代カードを切っていた。もし彼を残して60分で交代すれば、残りは1枚しか使えなくなる。だから、もともと後半どこかで下げるつもりだった彼を、少し早めにハーフタイムで下げた。それだけのことだ。」

敗戦の悔しさ、過密日程、限られた人員、そして“今のリヴァプール”が直面している現実。

スロットの言葉は、それらを一つひとつ、包み隠さず映し出していた。

「それでも支配していた」

「それでも追いついた」

「それでも、最後に失点した」

すべてを受け止めながら、指揮官は次の試合へと視線を向けている。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-every-word-bournemouth-3-2-liverpool-joe-gomez-injury-and-more

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