アンフィールドでのニューカッスル戦を前に、リヴァプールを率いるアルネ・スロットがAXAトレーニングセンターで記者会見に臨んだ。移籍市場の動向、チャンピオンズリーグ出場権争いの緊迫した現状、サラーの復調、そして若手選手たちの成長――。指揮官は現実を直視しながらも、選手たちへの強い信頼と前進への決意をにじませた。
■ 残りの移籍ウィンドウで補強はあるか?
「答えは分かっていると思う。もし我々にとって助けになる選手だと判断し、それが可能であれば動く。ただし、そういった話はこの部屋ではなく、すぐ近くの別の場所で行われている。」
■ ニューカッスル戦はどれほど重要か?
「シーズンを通して、すべての試合が重要だ。ただ、今の順位を考えると、より一層すべての試合が重要になっている。ニューカッスルと対戦するのはこの1年半で何度も経験しているが、常に非常にタフな試合だ。アンフィールドでのホームゲームは楽しみだし、両チームとも良い結果を出してこの試合に臨む。」
■ カラバフ戦の勝利はチームに勢いを与えるか?
「負けるより勝つ方が良いに決まっている。ラウンド16進出を決めたこと、そして良いパフォーマンスだったことはプラスだ。ただ、このクラブでは1勝だけでは足りない。ボーンマス戦でラストミニッツに負けた後だったので、週の雰囲気が良くなるのは確かだが、ニューカッスル戦の方がより難しい挑戦になる。」
■ サラーの復調について
「重要なのはチームが彼を良いポジションに置くこと。これは彼だけでなく全員に言えることだ。例えばフロリアン(ヴィルツ)はボーンマス戦とカラバフ戦で似た位置にいたが、選択が違っただけ。これがサッカーだ。サラーが得点したことはチームにも本人にも自信を与える。」
■ 若手起用(ナイオニ、ナロ、ングモハ)について
「トレイ・ナイオニとアマラ・ナロは、大差の展開やカップ戦での出場が多かったが、今回は良い経験になった。リオ・ングモハはすでに重要な場面で起用できる存在になっている。ナイオニもそこに近づいている。ナロは2度の退場という厳しいスタートを乗り越え、U21で努力を続けた結果、報われた。」
■ チャンピオンズリーグ出場権争いについて
「シーズン終盤に近づくほど、ミスが許されなくなる。すでに我々はミスが多すぎた。特に終盤の失点が試合内容に見合わない結果を生んでいる。残り試合が少ない今、誤りの余地はほとんどない。」
■ スタメン固定の難しさ
「私は一貫性を重視する監督だ。しかし今季は多くの理由で同じメンバーを起用し続けることができていない。試合中も交代を強いられる場面が多い。それでも選手たちはどんな逆境があっても、次の試合では全力を出してくれる。それが勝利に結びつかないこともあるが、99%は選手たちの努力不足ではない。」
終盤戦に入り、許されるミスはほとんど残されていない。それでもスロットは、揺るがぬ姿勢でチームの前進を信じている。ニューカッスルとの一戦は、その覚悟と現在地を示す重要な90分となる。アンフィールドの夜、リヴァプールは再び自らの価値を証明しにいく。
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