守備陣に負傷者が相次ぎ、アンディ・ロバートソンの去就にも注目が集まる中で、コスタス・ツィミカスの“今冬復帰”が噂されている。しかし本人のスタンスは極めて明確だ。意識はリヴァプールではなく、現在所属するローマに向いている。
「ローマに集中している」――復帰報道をきっぱり否定
ヨーロッパリーグのパナシナイコス戦を前に会見に臨んだツィミカスは、シーズン途中でのリヴァプール復帰の可能性について問われ、迷いなくこう答えた。
「言えることはひとつだけ。私はローマにとても集中している。このチームの一員としてプレーし、選手として成長したい。いろいろな噂は耳にしているけど、最善なのはそれらを遮断して、チャンスをもらった時にピッチでベストを尽くすことだ。それが自分の目標だ。ここにいるし、常にベストを尽くしたい。」
この発言は、メディアやファンの憶測を完全にシャットアウトする強いメッセージとなった。
リヴァプール側の事情:守備陣は“緊急事態”
現在リヴァプールは、
- ジョー・ゴメス
- コナー・ブラッドリー
- ジェレミー・フリンポン
- ジョヴァンニ・レオーニ
と、複数の守備的選手が負傷離脱中。左SBは比較的人員が揃っているとはいえ、全体のディフェンスラインは明らかに手薄な状況だ。
さらにロバートソンにはトッテナムからの関心も報じられ、北ロンドン側は約500万ポンドの接触を試みたが、リヴァプールはこれを拒否。シーズン終了までは残留させる方針を固めている。
それでも「ツィミカスを呼び戻すべきでは」という声が出るのは自然な流れだった。
ローマでの立場と今後
ローマはウルヴズのデイビッド・モラー・ウルフ獲得に失敗。アンジェリーニョは長期離脱から復帰間近だが、今季はウェズレイが左SBを務めており、ジャン・ピエロ・ガスペリーニは依然としてツィミカスを戦力として計算している。
ツィミカスのローン契約には買い取りオプションはなし。つまり、現時点ではシーズン終了後に自動的にリヴァプールへ復帰する。
ロバートソンの契約状況とトッテナム移籍志向を踏まえれば、来季ツィミカスがミロシュ・ケルケズのバックアッパーとして戻る可能性は十分に現実的だ。
ただし、それは「今季」ではない。
「もっと良くなれる」成長へのフォーカス
ツィミカスは自身の姿勢についてこう締めくくっている。
「自分のベストを尽くそうとしている。監督がチャンスを与えてくれた時は、それを掴もうとする。目標は選手として成長すること。もっと良くなれると思っているし、それはこれまでも、そして今も変わらない目標だ。」
ツィミカスにとってはシーズン途中の復帰はない。
だが夏、状況は大きく変わる可能性がある。
その時、アンフィールドに戻るのは「経験を積み、さらに強くなったツィミカス」になるのか。どうなのか。注目だ。
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