リヴァプールのアルネ・スロット監督が、サンダーランド戦で負傷交代した遠藤航の状態について言及し、長期離脱となる可能性が高いとの見解を示した。試合後の記者会見およびインタビューで語られたコメントからは、負傷の深刻さと同時に、遠藤の献身的な姿勢への強い評価も伝わってきた。
サンダーランド戦での負傷
遠藤は、コナー・ブラッドリーとジェレミー・フリンポンの負傷、さらにドミニク・ソボスライの出場停止を受け、緊急措置として右サイドバックで起用された。
本職は中盤の選手である遠藤は、スタジアム・オブ・ライトでの激しい試合の中、1時間あまりプレーした後、競り合いの中で足首を痛める。
ピッチ上で長時間の治療を受けたのち、担架で運び出され、ジョー・ゴメスと交代した。ゴメス自身も股関節の問題で3試合を欠場し、復帰したばかりだった。
スロット監督の記者会見でのコメント
試合後、スロット監督は遠藤の状態について次のように語っている。
「どれほど深刻かは、もちろん明日検査して評価しなければ分からない。しかし、良い状態には見えない。私は、彼が長い、長い、長い間離脱することになると思っている。ただ、その“長い”がどれほどかは、この時点では言うのが難しい。」
現時点では検査結果を待つ必要があるものの、楽観できる状況ではないことを率直に認めた形だ。
スロット監督のTNT Sportsでのコメント
さらにスロット監督は、TNT Sportsのインタビューでも遠藤の負傷について語り、チーム事情とともにこう述べた。
「我々にケガ人が極端に多いとは思わない。しかし、他のクラブほどスカッドに厚みがないため、その影響が早く表れる。しかし(ワタの)ケガは良くなさそうだ。残念ながら、かなり長い期間離脱すると予想している。そして右サイドバックのポジションでは、多くの問題を抱えてきたのは明らかだ。それでも彼のメンタリティは素晴らしかった。状況が本当に良くない中でも、彼はピッチに残り、もう1本のセットプレーを守った。今日チームと彼が見せたメンタリティはすべてを物語っているし、それこそが我々がこの試合に勝てた理由でもある。」
遠藤のプレーを単なる戦術的な役割以上に、チームを支える姿勢として高く評価した。
チームへの影響
遠藤の離脱は、右サイドバックの選択肢をさらに減らすだけでなく、中盤の層の厚みにも影響する。
特に土曜日にはFAカップ4回戦のブライトン戦が控えており、スロット監督はカップ戦でローテーションを行う傾向があるだけに、台所事情は厳しくなる可能性が高い。
若手のトレイ・ナイオニにチャンスが回る可能性もあるが、現実的にはソボスライ、ライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マクアリスターら主力の負担増が避けられない見通しだ。
遠藤は今週中にも精密検査を受け、最終的な診断が下される見込みだが、スロット監督の発言からは長期離脱の可能性が強く示唆されている。
それでも指揮官が繰り返し強調したのは、痛みを抱えながらも最後まで戦おうとした遠藤のメンタリティだった。
チームが苦しい時こそ、その存在の大きさがより際立つことになるかもしれない。
遠藤航の1日も早い復帰を心から願っている。
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