リヴァプールのアルネ・スロット監督が、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権争いの厳しさについて語った。
指揮官は、CL出場がクラブの移籍戦略や運営に大きな影響を与える現実を認めた上で、現在の勝ち点差を考えれば「ほぼ完璧」に近い結果が必要になると強調している。
「CLに出られなければ受け入れられるシーズンではない」
サンダーランド戦前の記者会見で、スロットは次のように語った。
「もしチャンピオンズリーグに出られなければ、間違いなく受け入れられるシーズンとは言えない。」
さらに、昨夏の移籍市場を例に挙げ、CL出場の重要性を説明している。
「私がここに来た時、獲得できたのはフェデリコ・キエーザだけだった。そしてそれはヨーロッパリーグのシーズンの後だった。つまり、それがクラブの運営に非常に大きな影響を与えるのは明らかだ。その点ははっきりしているし、私も完全に理解している。」
移籍市場が静かだった理由
一方で、スポーティングディレクターのリチャード・ヒューズは、移籍が少なかった理由について別の視点も示している。
ヒューズはクラブの長期的な戦略について次のように説明している。
「我々が就任して最初の夏の移籍市場が、特に活発なものにならないことは分かっていた。オーナーとともに、長期的なビジョンのもとで、あらゆる指標やデータが有利に働く形で物事を進めたいと考えている。そのための最善の方法は、1年先を見据えて準備することだ。つまり、ある夏の移籍市場から次の夏の移籍市場へという考え方だ。だから就任初年度は意図的に大きな動きをしなかったが、その間にチームを助けてくれる選手を見極めることができると分かっていた。」
実際、クラブはマルティン・スビメンディの獲得を試み、さらにジョルジ・ママルダシュヴィリの加入を決めるなど、水面下では動きを見せていた。
「ほぼ完璧に近い結果」が必要
スロットは、プレミアリーグでのCL出場権争いの厳しさについても率直に語っている。
「今の勝ち点差を考えれば、ほぼ完璧に近い結果が必要になる。18位や19位のチームと4ポイント差があるのとは状況が違う。3位、4位、5位のチームは通常、多くの勝ち点を積み上げるからだ。その3位、4位、5位との4〜5ポイント差を詰めるには、多く勝たなければならない。しかし今季はそれがあまりできていない。だからこそ、そこを改善し、ほぼ完璧に近づかなければならない。」
さらに、勝ち点差が一瞬で広がるプレミアリーグの厳しさをこう振り返った。
「差は本当にわずかだ。日曜日の試合では終了7分前の時点でシティとの差は5ポイントだったが、5分後には11ポイント差になっていた。」
チャンピオンズリーグ出場は、単なる目標ではなくクラブの将来を左右する重要な条件でもある。
スロットの言葉からは、結果を求められるプレッシャーと、それでも前進し続けようとする決意が伝わってくる。
残りのシーズン、リヴァプールに求められるのは「ほぼ完璧」。
その厳しい条件の中で、どこまで巻き返せるかが注目される。
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