ユルゲン・クロップの代理人マルク・コジッケが、2019年にバイエルン・ミュンヘンがクロップ獲得に“非常に近づいていた”と明かした。
今週、コジッケは元リバプール指揮官に関する発言で話題となっており、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからのオファーを断ったことにも言及している。
そしてTransfermarktのインタビューの中で、バイエルンがクロップ獲得に2度迫ったと語った。1度目は2008年、そして2度目は2019年、クロップがアンフィールドで指揮を執っていた時だ。
「バイエルンは2度、我々と非常に近いところまで来た。
2008年にはウリ・ヘーネスがユルゲンを望んでいたが、カール=ハインツ・ルンメニゲはユルゲン・クリンスマンを望んでいた。
そして2019年、ニコ・コヴァチが去った後、クロップがリバプールにいた時に再びアプローチがあった。
ハンジ・フリックがあれほど成功するとは誰も思っていなかった。当時は適切な流れがなかった」
2019年という“絶頂期”
2度目のアプローチがあった2019年は、まさにクロップ体制の絶頂期だった。
・2019年6月にチャンピオンズリーグ制覇
・続いてUEFAスーパーカップ
・クラブワールドカップ制覇
さらに11月末時点でリーグ首位に11ポイント差をつけ、その後コロナ禍による中断を挟みながらも、記録的なスピードでプレミアリーグ優勝を成し遂げた。
そのタイミングでクロップがリバプールを離れ、バイエルンへ向かう――
今となっては想像もつかない。
実際、クロップは契約を尊重する姿勢を公言しており、2016年に6年契約を締結。その後2022年に2026年まで延長している(最終的には契約満了前に退任)。
2022年には、バイエルンが繰り返しアリアンツ・アレーナへ招こうとしたことを本人も認めている。しかし「より多くのタイトルを得られる可能性」よりも、アンフィールドでの旅路の方が魅力的だったと語っていた。
未来はあるのか?
将来、バイエルンがクロップを監督として迎える日が来るのかは不透明だ。
それにはまず、クロップが再び監督業に復帰する必要がある。しかしコジッケは、彼が現在レッドブルでの役割に「とても満足している」として、すぐの現場復帰は考えにくいとの見解を示している。
クロップとバイエルン。
ドイツ最大のクラブとドイツ人指揮官。
その交差は、2度目前まで迫った。
だが歴史は、リバプールとの物語を選んだ。
そしてその選択が、アンフィールドに永遠の記憶を刻むことになった。
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