ドミニク・ソボスライは、1億1600万ポンドで加入したフロリアン・ヴィルツの“犠牲者”になるのではないかと当初は見られていた。しかし実際には、その助言と支えによって、2人は共に輝いている。
新シーズン開幕前、多くのサポーターが理想のスタメンからソボスライを外していた。だが今、ハンガリー代表キャプテンを外す者はほとんどいないだろう。
リバプールでの3年目を迎えた彼は、将来のキャプテン候補として語られている。実際、今季ピッチ上で彼より多くの出場時間を記録しているのはフィルジル・ファン・ダイクのみだ。
そのファン・ダイクも、ソボスライを後継者候補として支持し、「模範を示すことから始まる」と語っている。
ヴィルツを支えた存在
『タイムズ』のポール・ジョイスによれば、ソボスライはヴィルツがブンデスリーガからプレミアリーグへ移行する困難な時期に重要な役割を果たした。
ジョイスはこう伝えている。
「ソボスライは、加入後数か月のヴィルツに安心感を与え、彼が経験している困難は普通のことだと強調した」
ソボスライ自身、1年目を振り返りこう説明している。
「自分の最初のシーズンを思い出した。ドイツでプレーしていた時よりもはるかに多く走らなければならなかった。デュエルも増え、ボールを持つ時間は少なかった」
彼はその経験をヴィルツに伝え、「すぐにリズムを見つけられる」と強調したという。
そして今、ヴィルツは直近13試合で6ゴール2アシストと確かな結果を出している。
それがソボスライと並び立ちながら成し遂げられていることは、彼の利他的な姿勢とチームへの献身を物語っている。
模範を示すリーダー
ジョイスによると、ソボスライは毎日、AXAトレーニングセンターに最初に到着する選手の一人だ。親しい友人であるモハメド・サラーやミロシュ・ケルケズとともに姿を見せる。
さらに週に数回は、サラー、ヴィルツ、コーディ・ガクポとともに屋外ピッチで追加練習を行い、フレディ・ウッドマンを相手にフリーキックの反復練習を続けている。
模範を示す姿は数えきれないほどある。
そして世界トップクラスのパフォーマンスと相まって、クラブが新契約締結を最優先事項とするのは当然だろう。
契約交渉の行方
リバプールは代理人マティアス・エステルハージと継続的に交渉中で、近い将来に長期契約で合意することを期待している。
エステルハージは最近、レアル・マドリードとの関連を否定。ソボスライ本人もこう語っている。
「残りたいよ。街が好きだし、クラブが好きだし、この仲間たちとプレーするのが好きだ。アンフィールドもファンも大好きだ。未来がどうなるか見てみよう。
どうなるか見守ろう。最終的にみんなが幸せになれればいい。
それは自分の手の中にあるわけではない。進展はないけれど、正しいオファーが来れば、その時にどうなるかだ」
まとめ
一時は“外される側”と見られた男が、今や未来のキャプテン候補となった。
ソボスライは、言葉だけでなく行動で示している。
若手を支え、最初に練習場に現れ、ピッチで走り続ける。
ファン・ダイクの言葉通りだ。
リーダーは、模範から始まる。
そして今、ソボスライはその体現者となっている。
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