「まずはフラム」スロットが強調した“現実”と“未来”──PSG敗戦後も揺るがぬCLへの執念

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リヴァプールは今、シーズンの分岐点に立っている。

パリ・サンジェルマンに敗れた直後、逆転を懸けたチャンピオンズリーグ第2戦を控える中で、アルネ・スロットが口にしたのは意外にもシンプルな言葉だった。

「まずはフラム」

欧州王者との戦いで突きつけられた“現実”。

それでも、視線は次の90分へ――そしてその先の未来へと向けられている。

金曜日のフラム戦前記者会見で、「今がシーズンの分岐点か」と問われたスロットはこう語った。

「シーズン終盤であれば、それはごく普通のことだと思う。これは我々だけでなく、すべてのチームにとって重要な時期だ。我々は自分たちをあまり良くない状況に置いてしまったが、君が言うようにパリは我々を“生かしてくれた”。だからまだこの対戦は終わっていない。リーグでも非常に重要な試合が2つ控えているし、その後も5試合ある。さらにチャンピオンズリーグでもいくつか試合ができることを願っている。ただ、まずはフラム戦に集中すべきであり、今はそこにフォーカスしている」

スロットは続けた。

「パリ・サンジェルマン戦から何かポジティブなものを挙げるとすれば、欧州王者と対戦し、そのレベルに自分たちがまだ達していなかったことを実感できた点だ。良い点は、4日か5日後にもう一度チャンスがあるということだ。2日前よりももっと競争力のある戦いができることを示せる。同時に、成長し続けるためには、そのレベルでプレーし続けなければならないことも分かった。それはつまり、来季もチャンピオンズリーグに出るということだ。2日前の試合を経験したからこそ、来季もあの舞台に立ち、もっと良いパフォーマンスを見せたいと思うはずだ。そのチャンスは3日後に訪れる。そして来季もそのチャンスを得るために、リーグ戦でも結果を出さなければならない。昨日は回復日だったが、数人の選手の状態を見極める必要がある。すでに何度も言っているが、全員が3日後に再び強度の高い試合をこなせるわけではない。今回はどんなスタメンになるか見てみよう」

フラムは現在プレミアリーグ9位で、直近5試合で勝ち点10を獲得している。

1月にクレイヴン・コテージで対戦した際には、コーディ・ガクポの後半アディショナルタイム弾に対し、ハリソン・リードがロングシュートで同点に追いつき、2-2の劇的な引き分けに終わった。

フラムの強さについて問われると、スロットはこう答えた。

「サッカーではよくあることだが、選手の質と監督の質のバランスが良いチームだ。彼らは長く指揮を執っている監督のもとでプレーしており、それは試合を見れば分かる。明確な構造とプレースタイルのアイデンティティがある。この2シーズン、ほぼ同じ選手たちで戦っている印象だ。もっと前からかもしれないが、3年前のことは正確には覚えていない。昨季ホームで対戦した時、退場者を出した試合だったが、あれはシーズンでもベストゲームの一つだったと思う。10人でも非常に良いプレーをしていた。2度リードを許しながらも2度追いつき、最終的には2-2だった。今季については何度も言っているが、あの試合は今季を象徴していたかもしれない。あれに勝てなかったのは信じられないことだった。ゴールを決めた瞬間を見ても、決して素晴らしい試合内容だったわけではないが、確か94分に得点したはずだ。普通ならあの展開で勝てないことはあまりない。ただし、今季のリヴァプールに限って言えば、それが何度も起きているんだ」

「そのレベルに戻るためには、今勝たなければならない」

PSG戦で見えた差は、終わりではない。

むしろ、それは基準だ。

フラム戦、そしてアンフィールドでの一戦。

リヴァプールが再び頂点を目指すための戦いは、

すでに始まっている。 

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-fulham-clash-and-defining-moment-season

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