クリスタル・パレス戦の敗戦からのリアクションについて
「勝っても負けても引き分けても、トロフィーを争いたいのであれば、ましてやリバプールのシャツを着ている以上は、全力を尽くし、可能な限り最高のフットボールを見せなければならない。パレス戦では、これまで対戦した3試合よりも多くのチャンスを作れた一方で、これまで以上に多くのチャンスを与えてしまった。改善できる点は確実にあるし、それを今夜選手たちに見せるつもりだ。」
今季の守備と両SB交代の影響について
「守備は単にディフェンダーの責任ではない。昨季の強みは相手をゴールから遠ざけることができた点で、それは守備陣だけでなくチーム全体の働きによるものだ。今季はすでにセットプレーから4失点している。SBを入れ替えたが、それだけが理由ではない。昨季ほとんどセットプレーから失点しなかったのは大きな強みだったし、そこに戻る必要がある。運が悪い部分もあったが、プレミアではセットプレーで勝つチームもあるし、我々は逆に落としている。改善しなければならない。」
ガラタサライに主導権を渡さないために必要なこと
「“主導権”をどう定義するかだが、パレスはボール保持の意味では主導権を握っていたわけではない。最初の8分間は良かったが、コーナーを与えてしまい、そこから多くのチャンスを許した。問題は彼らがカウンターをうまく使ったことと、我々が失ってはいけないエリアでボールを失ったことだ。主導権を握るならチャンスにつなげなければならないし、逆に失点につながってはいけない。ガラタサライはパレスとはまったく異なるチームだが、非常に難しい相手だ。リーグ開幕7連勝、18試合無敗。強いメンタルを持ち、質の高いチームであり簡単には勝てないだろう。」
ガラタサライのフランクフルト戦(1-5敗戦)について
「私はあの試合を見たが、非常に不運だったと思う。与えたチャンスは小さく、フランクフルトの質や運の悪さで5失点になっただけだ。あの試合をもう一度やっても5失点はしないだろう。今季トルコでは7連勝で、わずか2失点、多くの得点を奪っている。優秀な監督もいて、勝つための方法を知っているチームだ。我々もその準備をしなければならない。」
ガラタサライのセットプレーの脅威について
「我々自身も昨季はセットプレーで強さを示した。最近はサッカーがますます“セットプレーのゲーム”になっている。特にプレミアリーグではGKに接触しても反則にならないなど、他リーグよりも許容度が高い。ガラタサライがセットプレーに強いのは分かっている。だが我々もCL初戦でファン・ダイクのセットプレーから勝ち越し点を決めた。今は戦術ミーティングと同じくらいセットプレーミーティングに時間を割いているほど重要視している。もちろん徹底して準備する。」
アシスタントのファン・ブロンクホルストの知識について
「ジョヴァンニ(ファン・ブロンクホルスト)はアシスタントコーチの一人で、ベシクタシュの監督経験もありトルコのサッカーに詳しい。選手をよく知っている点で他のスタッフより優れている部分もある。ただ現代サッカーでは映像を通じて大量の試合を分析できるので、経験がなくても対戦相手について多くを知ることができる。我々はジョヴァンニを含む全てのスタッフの知識を活用している。」
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