カーティス・ジョーンズ
「試合に負ければいつだってつらいものだよ。当然のことだ。でもチームは良いプレーをしたと思うし、試合全体を通してポジティブな要素はあった。後半は相手がローブロックで構えてきたし、フィジカルも強いチームだった。しかもサポーターが90分ずっと後押ししていたから、本当にタフな試合だったよ。でもまたやり直すだけだ。自分は全方向から蹴られたけど(笑)、いつも言っているように、これはチャンピオンズリーグだし、簡単な試合なんて一つもない。彼らにとっては“今季最大の試合”と言っていいだろうし、それは観客の雰囲気や選手たちのプレーからも伝わってきた。彼らの初戦(フランクフルトに1-5で敗れた)を見れば分かると思うけど、今夜は逆にこちらが点を取れるようには見えなかった。それがこの試合の流れさ。ビルドアップでは何度も前進できたし、相手がプレスをかけてきた場面では自分やライアン(フラーフェンベルフ)、フロ(フロリアン・ヴィルツ)がうまく突破できた。でももっとシュートやゴールが欲しかったのは確かだ。サッカーではよく言うけど、毎試合勝てるなんて思う方がおかしい。もちろん勝ちたいけど、現実は相手も世界最高レベルのチームなんだ。負けるのは普通のこと。大事なのはどう立ち直るか。3日後には大一番があるし、冷静でいないといけない。負けていいわけじゃないけど、落ち着いていれば必ず変わる。もちろん変わるんだ。左右を見れば世界的な選手が揃っている。でもだけじゃない。勝ちたいという気持ちを持って戦うことが重要なんだ。ボール扱いがうまいだけじゃ駄目で、走って、ハードワークして、勝ちに行かなきゃならない。仲間たちも当然分かっているよ。ただ、こういう試合はあるし、これが最後でもない。簡単に勝てると思う方が愚かだよ。どれだけ勝ちたいかで決まるんだ。もちろん悔しいけど、ポジティブに捉える部分もある。3日後にはまた試合があるし、やり直すだけさ。」
こちらの投稿は上記の記事を引用しています。
コメント