ナビ・ケイタ「クロップはサッカー史上で最も重要な監督の一人」
— 現在もリバプールを応援し続ける理由と、新監督への信頼
元リバプールMFナビ・ケイタが、アンフィールドで過ごした5年間を振り返り、ユルゲン・クロップとの絆、クラブへの変わらぬ愛情、そしてプレミアリーグとブンデスリーガの違いについて語った。
ギニア代表としても活躍したケイタは、現在ハンガリーでプレーしているが、その心は今もリバプールにある。
クロップとの絆:「彼はサッカー史上で最も重要な監督の一人」
ケイタは、恩師クロップについて次のように語った。
「クロップはサッカーの歴史の中でも最も重要な監督の一人だと思います。みんなタッチライン際での情熱的な姿を見ていますが、彼はとても感情豊かで、思いやりのある人でもあるんです。」
そして、リバプール加入直後にクロップからかけられた言葉を、今でも鮮明に覚えているという。
「リバプールに加入したとき、クロップがこう言ってくれました。『ナビ、やっと来たね。君はここに来る資格を手に入れたんだ。プレッシャーはかけない。大事なのは、リバプールでの時間を楽しむことだよ』その言葉を聞いて、いつも彼のために全力でプレーしたいと思いました。」
この“楽しめ”という言葉が、ケイタにとってリバプール生活の指針となった。
「今でもリバプールのファンだ」— クラブへの変わらぬ愛情
ケガに苦しんだ後、現在はハンガリーでプレーするケイタだが、今でもクラブへの愛情は変わらない。
「今では自分はリバプールのファンです。チームをいつも追っています。昨シーズンの優勝は本当にうれしかったです。」
アンフィールドを離れてもなお、彼の心には“レッズの血”が流れている。
新監督スロットへの期待:「すぐにチームの良さを引き出した」
リバプールの新監督アーネ・スロットについても、ケイタは高く評価している。
「新しい監督は就任してすぐにチームの力を引き出しました。自分のアイデアを早く、そして分かりやすく伝えられていると思います。以前のチームメイトとも今でも話しますが、みんな“新監督は本当に良い”と言っていました。チームのパフォーマンスを見れば納得できますね。」
新体制下で進化するリバプールを、かつての仲間として誇りに感じている様子がうかがえる。
⚽ ブンデスリーガとプレミアリーグの違い:「どちらもスピードと技術が鍵」
ドイツとイングランド、両方のリーグでプレーした経験を持つケイタは、その共通点をこう語った。
「どちらのリーグも、スピードがあって素早く動ける選手を好みます。成功するためには高い技術が求められる。そういうレベルの高い環境が僕はとても好きでした。」
「またサッカーを楽しめるようになってきた」— 苦難を越えて再出発へ
キャリアの中で最も苦しんだのは、度重なるケガの時期だった。
それでもケイタは前を向いている。
「この1年はケガが多くて、ブレーメンではほとんど貢献できませんでした。でも今はハンガリーで試合に出られるようになって、またサッカーを楽しめています。」
もう一度、ピッチの上で自分を取り戻そうとしている。
クロップからの「楽しめ」という言葉を胸に、困難を乗り越えて歩み続けるナビ・ケイタ。
その姿勢は、まさにリバプールのスピリットそのものだ。
ケガに苦しんだ日々を経ても、彼はこう言い切る。
「今でもリバプールのファンだ」と。
アンフィールドの情熱を胸に、彼は今も、そしてこれからも“レッド”であり続ける。
https://www.liverpoolecho.co.uk/sport/football/football-news/lot-injuries-now-im-enjoying-32611614
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