リバプールのアタッカー、コーディ・ガクポ(25)が、代表戦での活躍を経てクラブでもPKキッカーの座を狙う意欲を明かした。
オランダ代表として臨んだW杯予選マルタ戦で、ガクポは2本のPKを沈め1アシストを追加。
チームの4-0勝利に貢献し、1978年のロブ・レンセンブリンク以来となる
「1試合2PK成功」という快挙を達成した。
「PSV時代からPKは得意」──代表戦で見せた冷静さ
試合後、ガクポはオランダメディアのインタビューで次のように語っている。
「メンフィス(・デパイ)がいなかったから僕が蹴ったんだ。誰が蹴るかの明確な決まりはなく、僕とヴァウト(・ヴェフホルスト)で話して決めた。リバプールではまだ蹴らせてもらえないけど、僕はPKが得意なんだ。外したのは一度だけ、PSV時代のコペンハーゲン戦だよ。」
その言葉の通り、ガクポはこれまでプロキャリアで高い成功率を誇る。
PSV時代から冷静沈着なフォームと正確なコースで知られ、オランダ代表でも安定感抜群のキッカーとして信頼を集めている。
サラーとの比較──数字で見るPKの実力
現在リバプールでは、PKの第一キッカーは不動のエースモハメド・サラー。
しかし、数字の上ではガクポにも十分な資格がある。
- ガクポ:PK成功率 約94%(失敗わずか1本)
- サラー:リヴァプール加入後 55本中47本成功(成功率 約85%)
サラーはこれまでに8本の失敗を記録しているが、依然としてクラブ史上3位の得点者という絶対的な地位を維持している。
一方のガクポは試行回数こそ56本少ないものの、データ上ではわずかに上回る精度を誇っている。
「いつかアンフィールドで蹴りたい」──ガクポの次なる野望
PKの話題が出るたび、笑顔で話すガクポ。
それでも、彼の胸の内には明確な野心がある。
「リバプールで蹴る日が来たら、自分を信じて臨むよ。PKは自信のスポーツだからね。チームの勝利に貢献できるなら光栄だ。」
リヴァプールでは、複数の選手が高い成功率を誇る。
今後、試合展開やメンバー構成次第では、
「ガクポがPKスポットに立つ日」も決して遠くないかもしれない。
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