フロリアン・ヴィルツ、批判を超えて復活の兆し ドイツ代表で見せた自信の3語

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リバプールのフロリアン・ヴィルツが、ドイツ代表でのインターナショナルブレイクを「成功した代表期間」と3語で表現した。

夏にリバプールへ加入した22歳のプレーメーカーは、プレミアリーグでの苦戦が続くなか、久々にポジティブな空気を感じる時間を過ごしたようだ。

「Successful international break(成功した代表期間)」

ヴィルツは加入以来、プレミアリーグでまだゴールもアシストも記録していない。

シーズン開幕戦のコミュニティ・シールド(vsクリスタル・パレス)でヒューゴ・エキティケに決めたアシスト以来、結果面での数字が止まっていることから、彼のパフォーマンスにはメディアと専門家からの厳しい視線が注がれている。

ジェイミー・キャラガーやウェイン・ルーニーらがテレビ番組で彼のプレーを分析し、キャラガーは「一度ベンチに下げるべき」とまで発言していた。

チェルシー戦では光る場面も

チェルシー戦では途中出場ながらも随所に才能を見せ、リバプールが彼に1億1,600万ポンド(約220億円)を投じた理由を垣間見せた。

ただ、チームが3連敗を喫したこともあり、その創造性は結果に結びつかなかった。

そのため、ファンの間でも意見が割れている。

「ヴィルツのためにチーム戦術を変えるべき」という声もあれば、

「しばらく控えでリズムを取り戻すべき」という声も上がっている。

ドイツ代表で“完全復活”の兆し

一方で、代表チームでは状況が一変。

ヴィルツはルクセンブルク戦・北アイルランド戦の2試合にフル出場し、連勝に貢献。

ドイツ代表は来夏のワールドカップ出場へ大きく前進した。

試合後、ヴィルツは自身のSNSに短くこう投稿した。

“Successful international break.”

(成功した代表期間だった)

この投稿は、リバプールでの批判を静かにかわすような前向きなメッセージとも受け取れる。

ナーゲルスマン監督「批判は的外れ」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督も、ヴィルツ擁護の立場を明確にした。

「たとえ彼がまだゴールを決めていなくても、プレミアリーグ全体で最も多くのチャンスを生み出しているのは彼だ。チームメイトが決めきれないのは彼の責任ではない。それに、数字がすべてを語っているわけではない。」

「リーグに慣れる時間は必要だが、彼はピッチ上で完全に自由にプレーしていた。自分の能力を理解しているし、今の状況を乗り越える力を持っている。彼はいつも楽な道を歩んできたわけではない。これからも努力を続けるはずだ。」

リバプールでの再出発へ

インターナショナルブレイクを経て、リバプールは10月19日(日)にマンチェスター・ユナイテッド戦を迎える。

ナーゲルスマンの励ましと代表戦での充実した時間は、ヴィルツにとって最高の再スタートになるだろう。

批判を受けながらも、彼の才能と創造性を信じる声は確実に増えている。

「数字がすべてではない」

— その言葉を証明するのは、これからのヴィルツ自身だ。

参照記事↓

https://www.liverpoolecho.co.uk/sport/football/football-news/florian-wirtz-sends-three-word-32671049

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