リバプールはチャンピオンズリーグ第3節、敵地でアイントラハト・フランクフルトを5-1で撃破し、連敗の悪循環を断ち切った。
4試合連続黒星という苦しい状況で迎えた一戦だったが、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイク率いるチームは力強く立ち上がり、再び勝利の感覚を取り戻した。
試合展開
試合は序盤、ホームのフランクフルトに先制を許す展開となった。
しかし、古巣対戦となったウーゴ・エキティケがすぐさま同点ゴールを決めると、流れは一気にリバプールへ。
続く時間帯でキャプテン・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテが立て続けにヘディング弾を決め、前半のうちにスコアを3-1と逆転。
後半にはコーディ・ガクポ、ドミニク・ソボスライが追加点を奪い、最終的に5-1の圧勝で試合を終えた。
アルネ・スロットのもと、新たなチームが再び力強さを取り戻した夜となった。
ファン・ダイク:「これは“声明”ではなく、ただの勝利。そして次へ進むための一歩だ」
試合後、ファン・ダイクはリバプールFC公式メディアに対し次のように語った。
「“声明”というほどのものではないけれど、これは勝利であり、次へ進むための大事な一歩だ。とにかく次だよ。」
キャプテンは4連敗という結果を「チームとして受け止めるべき経験」と語り、逆境の中でも団結し続けたことを強調した。
「僕はこの世界に長くいるけど、4試合連続で負けるなんて初めてだった。だけど、そういうときこそ一つになる必要がある。外からの雑音を遮断して、やるべきことに集中するだけだ。今日は勝った。それだけのことだ。3ポイントを取れたし、次のブレントフォード戦の準備をする。」
センターバック2人のゴールに「重要なのは勝利に貢献できたこと」
ファン・ダイクとコナテ、両センターバックの得点がチームを勢いづけたことについても触れた。
「僕のゴールはキーパーの目の前、イヴ(コナテ)のは力強いヘディングだった。2人のCBが得点したのは久しぶりだね。守備の選手として得点でチームに貢献できたのは嬉しい。」
クリーンシートを逃すも「大事なのは反応と成長」
リバプールは1失点を喫したが、ファン・ダイクは前向きに捉えている。
「もちろんクリーンシートを狙っていた。でもサッカーでは失点することもある。大切なのはその後どう反応するか。僕らにとって一番大事なのは、勝ち続けること、そして昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも成長すること。それだけを考えている。」
「雑音を遮断し、チームとして前を向く」
最後にキャプテンは、チームに求めるメンタリティを改めて強調した。
「僕にとっては外の声を無視するのは難しくない。もう長くこの世界にいるからね。でも若い選手たちには伝えている。最高のプレーをする唯一の方法は、目の前の仕事に集中すること。チームとして一つになれば勝てる。個々のクオリティは十分ある。あとはそれを一体感に変えることだ。周囲の雑音に流されず、僕らは進み続ける。」
試合結果
アイントラハト・フランクフルト 1-5 リバプール
得点者:エキティケ、ファン・ダイク、コナテ、ガクポ、ソボスライ
リバプールはこの勝利でグループ突破に向け大きな一歩を踏み出した。
キャプテンの言葉通り、次なる挑戦はすでに始まっている。
参照記事↓
https://www.liverpoolfc.com/news/virgil-van-dijk-now-we-have-keep-going-and-focus-improving
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