スロット「内容は変わらず、結果を掴んだ」――フリンポン&イサク負傷に言及、5-1勝利でリバプール復活

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― フリンポンとイサクの負傷を明かしつつ、5-1勝利を分析

リバプールは水曜夜のチャンピオンズリーグ第3節でアイントラハト・フランクフルトを5-1で下し、4試合連続の敗戦から見事に立ち直った。

敵地ドイツ銀行パークでの試合は、ラズムス・クリステンセンの先制弾で幕を開けたが、ウーゴ・エキティケが古巣相手に同点ゴールを決めると、続けてファン・ダイクとコナテが立て続けにコーナーから得点。

後半にはコーディ・ガクポとドミニク・ソボスライが追加点を挙げ、リバプールが堂々たる5-1の勝利を収めた。

試合後、アルネ・スロットはチームの内容と結果を振り返りつつ、前半に負傷交代したジェレミー・フリンポンとアレクサンダー・イサクの状態について最新の見解を語った。

「今日の違いは“決め切った”こと」

「たしかに、今日の結果は最近の試合とは違った。ただ、内容そのものには大きな違いはなかったと思う。ここ数試合でもチャンスは作れていたが、最初の失点で試合が難しくなっていた。今日は先に失点したけれど、すぐに追いついて3-1にできたことで、試合を完全にコントロールできた。」

「これまで何度も言ってきたように、セットプレーは極めて重要だ。今日はそこから2点を奪うことができた。ハーフタイムを1-1で迎えるのと、3-1で迎えるのとではまったく印象が違う。同じ内容でも、得点を決め切るかどうかで評価は変わるんだ。」

「もうひとつの大きな違いは、相手がボールを地上でつなぐチームだったこと。ここ4~5試合はロングボール主体の相手が多く、我々のプレスが機能しづらかった。今日は地上戦の中でプレスをかけ、そこからエネルギーを生み出せたね。」

エキティケとイサクの評価

「エキティケのゴールは本当に特別だった。あの場面で見せたスピードは彼の持ち味そのものだ。彼とアレックス(イサク)はどちらも得点力のある選手。これまでチャンスは多く作れていたが、決め切れない試合が続いていたので、今日は彼らの存在が鍵になった。」

「ただ、アレックスは前半で股関節(鼠径部)に違和感を訴えて交代せざるを得なかった。加入してから長くチーム練習ができていなかったので、慎重にステップを踏んでコンディションを上げてきたが、今回は残念だね。重症でないことを願っている。」

ソボスライとの前半中の会話について

「前半にドミニク(ソボスライ)と少し話したが、理由は相手の布陣が想定外だったからだ。我々は4-3-3や4-4-2、5-3-2を想定して準備していたが、実際には5-2-3で来た。ただ、それは我々にとっても馴染みのある形で、クリスタル・パレスやユナイテッド、バーンリーも似た形を取る。少しだけプレスの形を修正する必要があった。」

「ドミニクは今日も非常に良かった。就任以来、彼はファン・ダイクとモー(サラー)に次いで最も多くプレーしている選手のひとり。それが、彼に対する私の信頼を物語っている。」

フリンポンとイサクの状態

「イサクは“レッドゾーン”に入っていたわけではない。そうであればプレーさせていない。彼を週1試合から週2~3試合のペースへと引き上げるプロセスだった。ただ、今季は過密日程で、8日間に3試合というスケジュールもある。プレシーズンを逃した選手には非常に難しい負荷なんだ。」

「今回の違和感が長期離脱につながらないことを願っている。フリンポンはハムストリングの問題だ。数週間前にも同じ箇所を痛めていて、代表で1試合プレーした後に復帰したばかりだったが、10〜15分で再び痛みを感じた。」

「これは新たなケガか?」

「いや、代表から戻ってきた時点ではケガはなかった。彼は9月にチームに合流して以来、慎重に負荷を上げてきた。スウェーデン代表でも2試合出場し問題なかったし、ユナイテッド戦の前も完璧な状態だった。ただ、今日の試合中に股関節の違和感を感じたようだ。」

「プレシーズンを逃した選手は追いつけるのか?」

「選手による。練習を離れていた間に何をしていたか、新しいクラブへの適応、移籍の重圧など、多くの要素が関わる。小規模クラブとリバプールでは要求レベルが全く違う。」

「我々は彼に対して慎重だったし、代表チームとも協力していた。スウェーデン代表も無理をさせず、2試合出場を許容する範囲で起用していた。プレシーズンを逃すと、その後の数か月は紙一重のバランスの中でやっていくことになる。うまく乗り越える選手もいれば、再びケガをしてしまう選手もいる。」

スロットのまとめコメント

「今日は、これまでと同じように多くのチャンスを作り、そして決め切った。それが勝敗を分けた要因だ。内容は良かったが、それ以上に結果が必要だった。チームは団結し、再び前を向いている。これを次の試合につなげたい。」

負傷者最新情報

  • ジェレミー・フリンポン:ハムストリングの再発の可能性。経過観察中。
  • アレクサンダー・イサク:股関節(鼠径部)の違和感。軽症を願って経過を見守り中。

参照記事↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-frimpong-isak-injury-updates-and-eintracht-1-5-liverpool

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