「アルネ・スロット:言い訳はしない──“痛み”を力に変えて、リバプール再起へ」

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リバプールのアルネ・スロットは、カラバオカップ4回戦・クリスタル・パレス戦(アンフィールド)に向けたマッチデープログラムで、チームの現状と再起への決意を語った。

ブレントフォード戦の敗戦後、チームは4連敗。

苦境の中でスロットは「痛みを感じることこそが成長の第一歩」と強調している。

「言い訳はしない。私たちがすべきことは“現状を正す”こと」

「言うまでもなく、最近のパフォーマンスは私たちが求める基準にも、ファンが期待するレベルにも達していません。これは大きな失望です。特に、シーズン序盤が良かっただけに残念です。」

「ただし、言い訳は一切ありません。原因を理解していても、それを理由にはしない。私たちに課された責任は、現状を正しく認識し、改善することです。それ以外に道はありません。」

「敗戦の痛みを、次へのエネルギーに変える」

「このプロセスには“痛みを感じること”が必要です。ブレントフォード戦のような結果には傷つくべきですし、その悔しさを次へのモチベーションに変えることが重要です。」

「選手たちは決して努力を怠っていません。むしろ、努力しすぎるあまり上手くいっていない部分があるほどです。しかし、大事なのはその努力をどのように使うか。そこが勝敗を分けるポイントです。」

「今夜の試合は“シーズン全体のターニングポイント”」

「今夜の試合は、この大会だけでなく、シーズン全体の流れを前進させるためのチャンスです。相手は強力なクリスタル・パレス。だからこそ、簡単ではないこの挑戦を、私たちは受け入れなければなりません。」

スロット監督は今季すでに2度対戦しているパレスについても言及。

「彼らは最後の瞬間まで粘り強く戦うチーム。油断はできない」と語り、リバプールが試合を通じて集中力を保つ重要性を説いた。

「自分たちのサッカーを取り戻すために」

「私たちは“リバプールらしいサッカー”を取り戻さなければなりません。変化の多い今季のイングランドサッカーにおいて、ただ対応するだけでなく、自分たちのスタイルを主導することが求められています。」

「これまでのところ十分にできていないことは認めます。その責任は私を含めチーム全員にあります。しかし、私たちには立ち直るための決意と能力がある。言葉ではなく、“行動で示す時”が来ています。」

「ファンの力こそ、チームを動かす原動力

「オリヴァー・グラスナー監督、そしてクリスタル・パレスの選手・スタッフ・サポーターの皆さんをアンフィールドに歓迎します。ここ数カ月で何度も対戦しており、これが昨年5月以降で4度目の顔合わせになります。」

そして最後に、スロットはファンへの感謝と呼びかけで締めくくった。

「最近の結果によって、特に遠征に足を運んでくれたファンが報われていないことを申し訳なく思っています。そのサポートに結果で応えることこそが、私たちの最大のモチベーションです。苦しい時こそ、皆さんの声援がチームを後押ししてくれます。リバプールというクラブは、逆境の中でファンがチームを救ってきた特別な存在です。そして今夜も、その力が私たちを前に進ませてくれると信じています。」

【まとめ】

  • スロットは「言い訳をしない姿勢」を強調し、敗戦の痛みを糧に再起を誓う。
  • クリスタル・パレス戦を「シーズンの転機」と位置づけ、チームの集中と自信を促す。
  • ファンの支えを“最大の原動力”とし、アンフィールドでの再出発を誓う。

参照記事↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-our-responsibility-recognise-whats-happening-and-put-things-right

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