「ファン・ダイク、アーノルド凱旋に言及。“敵意を望まない”としつつも勝利への集中姿勢」

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レアル・マドリーへ移籍したトレント・アレクサンダー=アーノルドが、ついにアンフィールドへ戻ってくる。試合前会見でキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクがこの一戦について語り、古巣に帰還する元副キャプテンとの関係や心境を明かした。

アーノルドは今季終了後に契約満了で退団予定だったが、レアルが約1000万ポンドを支払い、6月の段階で前倒し加入。クラブW杯出場も見据えていたとされる。

移籍背景から、一部ファンの反発も懸念される中、ファン・ダイクは以下のようにコメントした。

ファン・ダイクのコメント

「どんな反応になるか見てみよう。敵意ある雰囲気になってほしいとは言わないよ。コメントは控えるよ。君たち(メディア)は敵意ある雰囲気を望んでいるのかい?彼がリバプールで見せてきたことは素晴らしかった。それだけさ。」

「彼(トレント)と移籍後に話したか? ほとんどないよ。でももちろん個人的な理由じゃない。僕にも僕の人生があり、彼はマドリードで自分の人生を送っている。」

「トレントは本当にクオリティのある選手だ。何度もそれを証明してきたし、何年にもわたって僕たちにとって重要な存在だった。彼をチームに迎えられて幸せだったし、僕たちは大きな成功を収めてきた。でも今は火曜日の相手だ。もし彼がプレーするなら、彼の得意なことをさせないようにしないといけない。」

「リバプールにとって本当に大きな週だよ。その後は代表チームに合流して、ワールドカップ出場を目指す。今はまだ11月だし、これからも試合はたくさんある。勝っていようが負けていようが、常に次の試合に集中するだけ。」

「フィットネスを維持して、調子を保ち、プレーする時は結果を出す。3〜4日ごとにチャンスがある。それを積み重ねて、3月になった時にどんな状態か見てみよう。その時、どうなっているか楽しみだね。」

試合情報

リバプールはアストン・ビラ戦の勝利で連敗を脱出。対するレアルもバレンシアに4–0で快勝し、各々好条件で欧州決戦に臨む。

アーノルドは怪我から復帰済みだが、直近2試合はベンチ入りのみ。アンフィールドで出場するかは不透明だが、復帰戦の舞台としては大きなスポットライトが当たるだろう。

ファン・ダイクの言葉からは、友情と敬意、そしてプロとしての冷徹な競争心が感じられる。

温度差ある空気を求める外部の期待に流されず、堂々とした姿勢。

さすがリバプールのキャプテンだ。

火曜夜、アンフィールドがどんな反応を見せるのか注目だ。

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