アリソンのGloboでのインタビュー記事です。
「自分は、勝った経験より負けた経験の方が多いと思っている。たとえばプレミアリーグで言えば、6シーズンプレーして2回優勝した。つまり、勝ったよりも負けた回数の方が多いんだ。アスリートは、この“挫折”という感情と向き合わなければならない。」
「もちろん、優勝したとき、トロフィーを掲げる瞬間こそがスポーツで最も美しい瞬間であり、その瞬間が記憶に残る。でも、“本当の勝者”とは、ただ勝った人ではなく、“敗北を乗り越えて”最終的に目標を達成する人だと思っている。」
「そして、自分にとって、その困難に立ち向かううえで大きな助けになっているのが“信仰”。キリスト教徒としての生き方、それは“人生の中心に神を置くこと”。自分にとっての“人生のゴール”は、トロフィーを勝ち取ることではない。人生を通じて、すべての行いの中で“神の栄光を表すこと”が目的だ。」
「そして、困難なときにも神をたたえることが大切だと思っている。むしろ、困難なときこそ、より深く神をたたえるべき時なのかもしれない。」
「そして僕は、敗北や困難な時期こそが人を鍛え、強くしてくれると信じている。そういう経験が、日常生活における挑戦にも通じるんだ。人生の現実っていうのは、誰かがトロフィーを掲げている一瞬ではなく、“犠牲”なんだ。たとえば、朝5時に起きて満員のバスに乗って通勤する人たち。移動するだけでも苦労がある。それが、本当の“現実の生活”だ。」
「だから、真の勝者とは、自分の“人生の本当の目的”を見極め、それを全うできる人のことだと思う。僕自身も、そういう生き方を目指している。」
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