リバプールのフロリアン・ヴィルツが、チャンピオンズリーグでのレアル・マドリード戦勝利を「最高の準備」と振り返り、週末に控えるマンチェスター・シティ戦への意気込みを語った。
そして22歳のドイツ代表は、「エティハドでポジティブな結果を残して代表ウィークへ入りたい」と自信を見せた。
マドリード戦は「次への完璧なテスト」
リヴァは先週末、アストン・ヴィラに2-0で勝利し、7試合で6敗という悪循環を断ち切った。
そして続くレアル・マドリード戦では、アレクシス・マクアリスターのヘディング弾で1-0の勝利。
アンフィールドに再び光が戻った夜となった。
その試合で前線左サイドに入ったヴィルツは、試合後、「この試合が日曜のための最高の準備になった」と語った。
「マドリード戦は、日曜の試合に向けてちょうどいいエネルギーを得るための最高の準備になったと思う。本当にいいテストだったし、また競い合う準備はできているよ。」
「最初から正しいメンタリティで臨めたし、デュエルでも強く戦えて、マドリード相手に必要な努力をピッチで出せた。その“高いレベルで戦えた”ということが一番の鍵だったと思う。」
「シティ戦は走る覚悟が必要」
エティハドでの大一番に向けて、ヴィルツはチームメートと情報を共有しているという。
「チームメートとも話したけど、シティ戦は本当にハードになるって言ってた。彼らはボールを長く保持するから、走らされる時間が多くなるんだ。」
「彼らは今いい状態にあるし、僕たちもまた調子を取り戻してきている。きっと素晴らしい試合になると思う。チャンスをしっかり生かして、いいゲームプランを持って臨まないといけないね。」
「あの夜のアンフィールドは、ここに来て一番クレイジーだった」
ヴィルツは、レアル・マドリード戦のアンフィールドの雰囲気を「ここに来て以来、最もクレイジーだった」と称えた。
「レアル・マドリードに勝てたことは、チーム全体にとっても、クラブにとっても、そしてスタジアム全体の雰囲気にとってもすごく大きかったと思う。」
「2連勝できて本当に嬉しいし、週末ももう一度勝って、いい気分のまま代表ウィークに入りたいね。」
「正直に言って、マドリード戦の雰囲気は、ここに来てから一番“クレイジー”だった。ファンが僕たちのプレー一つひとつを祝福してくれて、本当に楽しかった。サポートには心から感謝している。これからも、あんな夜が何度も訪れることを楽しみにしているよ。」
勝利の鍵は“エネルギーと一体感”
マドリード戦をきっかけに、チームは再び勢いを取り戻した。
アーネ・スロットのもと、新たなバランスを模索する中で、ヴィルツはリバプールの「次世代を担うキープレーヤー」として確実に存在感を強めている。
日曜の敵地・エティハドでは、再びチームのエネルギーとメンタリティが問われる。
その中心にヴィルツがいることは、もはや疑いようがない。
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