フランスの報道によれば、イブラヒマ・コナテはリバプールから提示された新たなオファーを受け、新契約にサインすると見込まれている。一方で、レアル・マドリードによるフリー移籍での獲得興味は依然として続いているという。
コナテは、直近のマンチェスター・シティ戦で0-3と敗れた試合であまり良い出来ではなかったものの、今後のリバプールにとって重要な選手であることに変わりはない。
そのため、ヴァージル・ファン・ダイクとモハメド・サラーの新契約締結、さらに4億5千万ポンド近い大型補強に続き、彼の契約延長はクラブにとって優先事項となっている。
しかし、現時点では合意に至っておらず、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンなど複数クラブが関心を示していることで、コナテが退団する可能性が高まっているという見方も広がっていた。
そんな中、L’Équipeはここ数日でリバプールがコナテ側に新たなオファーを提示したと報じており、プレミアリーグ王者は契約更新に「自信」を見せているという。
リバプールの意思決定者たちは、昨季ファン・ダイクやサラーと同様に、背番号5を長期的に引き留めるため「必要な対応」を行っている。
もちろん、これには大幅な昇給が含まれる見込みだが、現在のコナテの週給が“7万ポンド程度”という主張は否定された。
The Athleticのデヴィッド・オーンスティーンはNBC Sportsで、コナテの給与は「その倍以上」だと説明しており、実際には週15万ポンド前後であると見られている。
これにより交渉はより繊細なものになる可能性がある。新契約にサインする場合、コナテはクラブの給与体系でも最高額に近いゾーンへ入ることが予想されるためだ。しかし、その待遇は論理的とも言える。
今季のコナテのパフォーマンスには疑問も向けられているものの、彼がチームの核となる存在であることは疑いなく、将来的に困難な移行期を迎えるクラブにおいても重要な役割を果たし続けるだろう。
ファン・ダイクは来夏に35歳となり、現在の契約も残り1年となるため、その代役の確保と同時に、長期的にはチームリーダーの世代交代も必要となる。
コナテは現時点では「確立されたリーダーグループ」の一員とは見なされていないものの、ピッチ外での存在感も評価されている。
最近ではウーゴ・エキティケが、クラブへ馴染む際にコナテのサポートが大きかったと語っており、ジャレル・クアンサもここ数年、彼から多くを学んできた選手のひとりである。
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