イブラヒマ・コナテは、リバプールとの契約交渉に関する新たな報道を再び否定しつつ、「とても近いうちに決断を発表できることを願っている」と語った。
今週初め、L’Equipeはリバプールがコナテの代理人に新たな契約オファーを提示し、合意に自信を持っていると報じていた。
しかし、フランス代表の取材対応でコナテはその報道を強く否定した。
■ コナテ「どこから出てきた話なのか分からない」
「最近、リバプールが僕に新しいオファーを出したという報道をたくさん見た。でも、どこから出てきた話なのか分からない。」(Foot Mercatoより)
続けてこう述べている。
「僕の代理人は今もリバプールと話し合いを続けている。できれば、できるだけ早く決断を下して、それを発表できることを願っている。」
■ 昨シーズンも同様の報道を否定していた
コナテが契約に関する憶測を否定するのは今回が初めてではない。
昨シーズン終盤にも、契約を断ったという報道についてこう語っている。
「完全にフェイクだ。僕はクラブに何かを要求したわけでもない。」
「クラブがオファーを出してくれて、僕はそれに対して返答をした。それだけだ。契約満了まで待ってフリーで出て行きたいとか、そんな話は全部フェイクだ。」
さらに、11月にも「契約間近」との報道が出た際、
「僕よりも情報を持っているみたいだった。まったく真実ではなかったし、だから少し腹が立った。」
と語っていた。
「人々が“コナテは契約したくないのか”と思い始めるだろうことは分かっていた。でも実際は、一度も締結に近づいたことはなかった。どうなるかはこれからだ。」
■ 状況が1年前と変わっていないのは「良くない兆候」
1年前と全く同じように憶測を否定していること、
そして契約交渉の状況がほとんど変わっていないことは、
クラブにとって決して良いサインとは言えない。
一方で、リバプールが依然としてコナテ側と連絡を取り続けているという事実は、クラブが完全に交渉を諦めていないことを示している。
レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなどからの興味も報じられている。
■ 「すぐに決断を発表できる」=他クラブとの“事前契約”の可能性も示唆?
コナテの言う 「とても近いうちに決断を発表できる」 という言葉は、
1月1日から海外クラブとプレ契約(事前契約)を結ぶことが可能になるという事実とも重なる。
リバプールファンにとっては落ち着かない時間が続くが、現時点で最も望まれるのは明確な答えだろう。
現在、コナテはフォームの波があるものの、依然としてクラブのファーストチョイスCB。
もし契約延長に至らない場合は当然、十分な代替補強が必要となる。
参照記事↓
Liverpool : la mise au point musclée d’Ibrahima Konaté sur son avenir

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