リバプールのアルネ・スロット監督は、ノッティンガム・フォレストとのプレミアリーグ戦を控え、AXAトレーニングセンターで前日会見に臨んだ。
11月の代表ウィーク明けとなる今節を前に、スロット監督は冬の移籍市場、チーム状況、そして故ディオゴ・ジョタに関する質問にも答えた。
■ 1月の移籍市場でセンターバックを補強する可能性について
「まさか冬の移籍の話をされるとは思っていませんでした。まだ試合が山ほど残っていますし、今の状況では私の頭の中に“補強”の文字はありません。もしかしたらリチャード・ヒューズ(SD)は違うかもしれませんが、私にとっては優先度が一番低い話題です。
現時点でセンターバックは3人いますし(もちろんジョー・ゴメスも含めて)、ライアン(フラーフェンベルフ)や遠藤航もその位置でプレーできます。おそらくまだ知られていないと思いますが、今の我々にはもっと問題のあるポジションがあります。」
■ タイトルを防衛するために“どれほど完璧である必要があるか”
「何度も言っていますが、今はそのことを話す段階ではありません。昨季トップに立っていた時でさえ、そんな話はしていませんでした。考えているのは『次の試合に勝つこと』だけです。
リーグを判断する最も良いタイミングは38試合終了後です。その次に良いのは19試合を終えた時点でしょう。今はただ、フットボールの試合に勝つこと──それだけに集中しています。昨季とまったく同じです。」
■ スコットランド代表のW杯予選突破後のロバートソンのインタビューと、ジョタを失った悲しみに関して
「私たちは常に評価される立場で、ときに公平であり、ときに不公平でもあります。ロボのインタビューはライブで見ました。これはチーム全体にとって大きな問題ですが、それは当然のことです。
ただ私がまず考えたのは、“彼(ジョタ)の妻や子どもたちがどれほど辛いか”ということです。我々よりも、比べものにならないほど重い苦しみを抱えています。それは彼の両親についても同じです。
しかし、選手としても人格としても、彼がいないことがどれほど大きいかは明らかです。昨季フォレスト戦では1点ビハインドの状況から、彼が出てきて1分で同点にしてくれました。今年はああいった形での逆転力を発揮できていません。ジョタはその重要な一部でした。彼の不在は、間違いなく感じています。」
■ ジョタの存在を思い出させるものについて
「彼のことを思い出す機会がたくさんあるのは良いことです。彼がどれほど素晴らしい選手で、どれほど素晴らしい人間だったかを再確認できます。
ですが、“彼の不在が結果にどれほど影響したか”を測ることは不可能ですし、それを言い訳にすることは絶対にしません。100%確実に言えるのは、我々が“選手としての彼”を失い、“人としての彼”も失ったということだけ。ただ、それが成績にどう影響したかなんて測れませんし、理由にするつもりもありません。」
■ 昨季のフォレストとの違いについて
「監督が2回変わっています。監督は皆それぞれ異なりますが、ヌーノ(エスピーリト・サント)のスタイルは、アンジェ・ポステコグルーよりもショーン・ダイチに近いものがあります。まったく同じではありませんが、より近いタイプです。
ですから、前回対戦時(ダイチ体制時)に近い試合になる可能性が高いでしょう。」
■ リバプールが最近“先制できない”理由について
「最近は先制するどころか、逆に1点を先に取られることが多いのは自覚しています。理由を今説明するのは難しいですが、試合に大きな影響を与えているのは間違いありません。
マンチェスター・シティ戦では、前半の出来を見れば相手が先制するのは妥当でした。ただ、ハーフタイムを1-1で迎えるのとそうでないのでは全く違います。1点がVARで取り消され、その数秒後に2失点目を喫した──ああいった場面が試合の流れを大きく変えます。
ただ、なぜこうした状況が続いているのかは、もう少し時間が必要です。」
■ W杯予選敗退後のソボスライとの会話について
「彼とも話しましたし、ミロシュ・ケルケスとも話しました。2人にとって大きな失望だったのは間違いありません。プレーオフ目前で、延長戦の延長の終盤で敗退してしまった。私は試合を見返しましたが、追加タイムの判断は妥当でした。交代が2回ありましたから。
一方で、ロボのように長年W杯に出られなかった国にとって、予選突破がどれほど大きいかも分かります。もしハンガリーが勝っていれば同じだったでしょう。
ソボスライには、『まだ別の出場ルートはないのか?』とも聞きました。私は詳しくないのですが、スウェーデンのイサクは予選でほとんど勝てなかったのに、ネーションズリーグの成績でW杯への可能性が残っています。しかし、ハンガリーはグループAで勝てなかったため、その道もありません。
彼らはこの2年で素晴らしい戦いをしてきましたが、最終的にW杯に届かなかった。それは本当に辛いことです。ただ、彼は常に全力で取り組む選手です。プレーで影響が出るようなことは明日もないでしょう。」
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