スロット、PSV戦4-1完敗を総括「個人の問題ではない。チームとして改善する」

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チームとして改善するしかない。責任はすべて自分にある。

 アンフィールドで行われたPSV戦で、リバプールは4-1と完敗。試合後、アルネ・スロット監督が会見で語った内容を日本語で見ていこう。

● チームが後半に崩れた理由について

「大きく変わったのは“2点目”だと思う。ただ、後半に入る前からすでに前半ほど積極的にプレスできなくなっていた。ハーフタイム直後、ヒューゴ・エキティケが背中に違和感を覚えて、前半ほどアグレッシブにプレスへ行けなかったことが影響した。オランダリーグを見ているから分かるが、PSV相手に積極的に行けないと、彼らは技術のある選手ばかりで簡単に外される。2点目はまさにそれだった。とはいえ、2-1になってから同点に追いつくチャンスもあった。しかし今季何度もそうだが、僕たちはそのチャンスを決めきれなかった。」

● 個々のミスが続いていることについて

「常に“チーム全体”の問題だ。もちろん個人のミスはあるが、選手だけでなく、僕自身も含め全員がもっと良くできる。

今は誰か一人を責める時ではない。ミスは起こり得る。大事なのは、ミスの後にどう反応するか、ゴールに繋がらないようにカバーできるか、そしてもし失点してもチームとして取り返せるか。

これは“個人の問題”ではなく“チームの問題”だ。」

● コナテを下げチエーザを入れた交代について

「難しい判断だった。コナテはそれまで良い試合をしていた。でも3-1になったとき、僕は常に“攻撃的な選手を入れる”という判断をしてきたし、今回もそうした。

外の世界から見れば“ミスをした選手を下げた”という批判が出るのは分かっていたが、必要な判断だった。残念ながら結果には繋がらなかったし、その直後に4失点目が入ってしまった。」

● 選手たちが“ショック状態”なのか?

「これは全員にとってショックだ。選手も記者も、僕自身も、誰にとっても予想外だろう。

質の高いチームなのにこの結果というのは本当に予想外だ。

ただ、前半は決して自信を失っているようには見えなかった。3-0の敗戦の直後にこの試合で早々に失点し、その後2点目も食らったが、それでも同点に追いつくチャンスはあった。

終盤、3-1、4-1になってからは数名に落胆が見えたのは事実だ。」

● 自身の進退について議論が出るのは“公平か”?

「公平かどうかは重要ではない。ただ、“普通のこと”だとは理解している。

どの監督であっても、これだけ試合に負ければ批判の声が出るのは当然だ。公平かどうかは他の人が判断すること。」

● 自分の立場に不安はないか?

「選手の質が発揮されていないとは思わない。良いプレーは随所にある。ただ、それが結果に結びついていないだけだ。

自分の立場を心配しているか? いや、そうではない。

僕の焦点は“自分のポジションへの不安”ではなく“どう改善するか”にある。毎日分析し、選手を助けようと努力している。昨季はうまくいったが、今季はそうではない。

だからこそ、僕自身ももっと良くならなければいけない。」

● クラブ上層部とのやり取りは?

「もちろん話している。勝っているときも、負けているときも同じだ。

“1日中、毎分毎分電話でサポートを伝えてくる”というものではないが、普通の会話の中で信頼を感じている。

ただ、この試合後にはまだ話していない。」

● 敗戦から立ち直るのはどれくらい時間がかかる?

「時間がかかる。勝ったときはすぐ次へ向かえるが、負けたときは“答えを探し続ける”必要がある。

そしてその答えは簡単ではない。

もし簡単なら、もうとっくに勝てている。

今は次の試合の準備をしなければならない。

戦術だけでなく、選手との個別の会話、チームミーティング、精神面の立て直しなど、あらゆる手を尽くす必要がある。

僕もスタッフも、そして選手たちも、全員が努力している。

3-0、4-1という結果を見ると“努力していないように見える”かもしれないが、チームは何度も挫折があっても戦っていた。」

PSVに4-1で敗れたあとも、スロットはチーム全体の問題として受け止め、責任を正面から引き受ける姿勢を見せた。

個々のミスを責めるのではなく、「チームとしての反応」「チームとしての改善」 を強調し、得点力不足や連続失点が続く難しい状況こそ団結が必要だと語った。

前半に見せた内容や、幾度も作ったチャンスは“良い兆し”である一方で、決定機を生かせず、逆にわずかな隙を突かれて失点する展開が続く現状は重くのしかかっている。しかし、監督は自信を失っておらず、課題を直視しながら次の試合の準備に全力を注ぐと誓った。

「改善するのは自分たちだけ」「答えを探し続ける」──

その言葉の通り、チームもスタッフも前を向き続けている。

大敗の現実と向き合いながら、どこから立て直すか。

プレッシャーの中で迎える次戦こそ、リバプールが反発力と本来のクオリティを示せるかの試金石となる。

参照記事↓

https://www.liverpoolfc.com/news/press-conference-arne-slot-liverpools-loss-psv-eindhoven-anfield

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