リバプール、またも勝ち切れず。スロット「引き分けが最低限」——揺れるアンフィールドと迫る決断の時

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リバプールはホームのアンフィールドでサンダーランド相手に1-1のドロー。

内容では押し込み続けながらも決定力と創造性を欠き、またしても勝ち点2を落とす結果となった。

試合後、アルネ・スロット監督は「引き分けが最低限」と語りつつ、チームの停滞と不運、そして“いまのリバプールが相手に自信を与えてしまっている現状”を率直に認めた。

守備の崩壊こそ避けたものの、攻撃は終始噛み合わず、カウンターからの失点はまたもディフレクションによるもの。

終盤のフェデリコ・キエーザによる劇的なライン上クリアがなければ、敗戦も十分あり得た試合だった。

スロットは会見で、戦術的意図・選手交代の理由・失点の構造・チームが置かれた心理状況を丁寧に語っている。

本記事ではその発言を紹介する。

フェデリコ・キエーザが後半ATに見せた決定的クリアについて…

「試合終盤、私の感覚では“2-1にできるところまで近づいていた”と思っています。いくつかセットプレーがあり、相手を自陣に釘付けにしていました。彼らはそこから抜け出せない状態でした。

しかし、そのセットプレーの二次攻撃でボールを入れた後、相手GKがキャッチし、ふと顔を上げると、相手選手がハーフウェーライン付近で完全にフリーになっていた。

フェデ(キエーザ)が素晴らしかったのは、“ああ、自分はもうこの状況から遠いし、関係ないや”と思わずに、スプリントを続けたことです。そしてアリ(アリソン)がうまく外側へ追い出した結果、フェデがライン上でクリアできた。

今日の試合で最低限ふさわしい結果を示すプレーだったし、彼の努力にも最低限報いるものだった。つまり、今日のリザルトとして“引き分けが最低ラインだった”という意味です。」

今日のパフォーマンスが満足か、フラストレーションか…

「両方です。まず試合前から分かっていたことですが、サンダーランドは14試合のうち“一度以上の複数失点をした”のは4試合しかなく、その4試合でも2失点止まり。非常に崩しにくいチームなんです。

理由は単純で、極端なハイプレスか、または11人全員でゴール前を死守するか。このどちらかを徹底してくる。だからチャンスを作るのは本当に難しい。

攻撃面ではもっと期待していましたが、この相手からすると簡単ではないことも理解しています。

守備に関して言えば、ほとんどチャンスは与えていません。バーに当たったシュートは私は“チャンス”とはカウントしません。最初の本当のチャンスはセットプレーからのヘディングで、それがポストに当たった場面。その後の失点も、私の中では“チャンス”ではない。もしあれをチャンスと呼ぶなら、我々は今日20回はチャンスがあったということになります。

残念ながら、DFに当たって不運な形で0-1になってしまった。最近の試合では、こうした状況から同点に追いつくことを非常に難しく感じていましたが、今日は運も味方して1-1にできました。あれは8〜10ヤードの距離からの正真正銘の決定機からのシュートでしたから。こういった点から、満足とフラストレーションが入り混じっています。」

サンダーランドが後半“自信を深めていった”という指摘について/アンフィールドの“恐怖感”は薄れているのか

「アンフィールドが恐怖を失っている、ということは絶対にありません。ただし、今の我々に対して“結果を得られるかもしれない”と考えるチームが増えているのは事実です。今季の結果がそれを示しているし、勝てた試合でさえ簡単な試合ではありませんでした。

ただ、あなた(記者)が言うようにサンダーランドが“後半に入って試合に乗ってきた”とは私は思いません。後半はずっと一方的に我々がボールを握り、相手陣地で試合をしていました。

とはいえ、FKやGKのロングボールから彼らは前に進み、我々は数回セットプレーを守る必要がありました。そこは彼らの強みでもあります。今季、彼らはセットプレーで脅威を示してきました。

ただ良かったのは、セットプレーから失点しなかったこと。その結果として、少なくとも1ポイントは取れたのだと思います。」

サンダーランドが“意外なこと”をしてきたかどうか

「いいえ、驚きはありませんでした。高い位置からのプレス、そして11人での深い守備。プレミアリーグでは多くのチームがやることです。このリーグは非常にレベルが高く、11人で守らないと太刀打ちできません。」

相手が遠目からシュートを打つ時、選手に寄せさせるべきか、スペースを埋めるべきか?

「相手が30〜35ヤードの位置でフリーなら、まずはスペースを消すのが賢明です。CBや他の選手が無理に飛び込むと、その背後のスペースを使われてしまうからです。

まずスペースを埋め、その後、適切なタイミングでボールに寄せていく。今日の場面では、ファン・ダイクはその判断を試みましたが、不運にもディフレクションで入ってしまった。我々も逆側で同じような場面から得点したことがあります。不運でした。」

前半でコーディ・ガクポを下げ、モハメド・サラーを投入した理由

「私の見立てでは、コーディは1対1の局面を支配するのに苦しんでいました。相手がハイプレスとローブロックを状況に応じて使い分ける中で得点するには、個人のひらめきかセットプレーが必要になります。前半のコーディは、そのひらめきや突破の局面で優位を作れず、クロスも入れられなかった。

前半は守備を固める意図でソボスライを右で使いましたが、後半は右にサラーを置き、左にヴィルツを回しました。

守備面ではほとんど問題はありませんでしたが、最後まで“魔法の瞬間”は作れなかった。セットプレーではマカ(マクアリスター)がポストに当てる場面もありましたが、決め切れなかった。」

会見内容まとめ

  • スロットはドローは「最低限の結果」だと評価
  • 崩しにくいサンダーランド相手に、攻撃面では不満が残る
  • 不運な失点に不満を示す一方、守備は大きく崩れていないと強調
  • チームが相手に“可能性を感じさせている”現状は認める
  • ガクポ→サラーは 突破力と創造性を求めた交代
  • 終盤のキエーザの決定的クリアを最大級に称賛

次節のリーズ戦は、スロットリバプールの継続をかけた今まで最も重要な一戦となる。

スロットリバプールを守りたいなら、勝ち点3を取るしかない。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-every-word-liverpool-1-1-sunderland

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