アンフィールドでのサンダーランド戦。
リヴァプールは不運な形で先制を許しながらも、フロリアン・ヴィルツの動きから生まれた一撃で1-1に持ち込んだ。
しかし勝利には届かず、チームの苦しい状況は続いている。
そんな中で試合後に語ったヴィルツの言葉は、結果以上に重要な意味を持っていた。
「まだすべてが僕たちの思い通りにいっているわけではない。でも質も人格も揃っている。必ず良くなる。」
苦境の中で光を失わない背番号7。
そのコメントは、スロット政権が揺れる今のリヴァプールにとって、確かに必要なメッセージだった。
「勝てなかったことが残念。でも、追いつけたことは誇りでもある」
「勝てなかったのは残念だよ。もちろん 0-1 から勝ち点1を取れたのは、0よりは良い。でも僕たちは勝ちたかった。
ファンも支えてくれていたから、少し残念だけど、ああいう形で追いつけたことは誇りにも感じている。今は全てが自分たちの思い通りにいっているわけではないから、忍耐が必要だし、ハードワークを続けなきゃいけない。」
また、前半についてはこう振り返る。
「前半はチャンスがあまりなかった。でも後半に入ればいくつかは作れると分かっていた。とにかく辛抱してプレッシャーをかけ続ける必要があった。
あの失点は少し不運だったと思う。デュエルに勝てたかもしれないし、ディフレクションも運がなかった。
でも結果的に勝ち点1は取れた。それはゼロよりは良いし、0-1になってからの戦いは良かった。次の試合も同じように続けていかないといけない。」
◆「ロッカールームには信じられないほどのクオリティがある」
ヴィルツは続けた。
「更衣室には信じられないほどのクオリティがあるんだ。個性も、素晴らしい選手たちもいる。
まだお互いをもっと理解し合う必要があるし、もっと流れを自分たちの方に引き寄せる必要がある。でも、すぐにすべてが良い方向に向かうと思っている。
大事なのはハードワークを続けて、チームとして、クラブとして一つになること。そうすればもっと成功できるはずだよ。」
◆「運も必要。でも一番大事なのは勝利」
ドイツ人プレーメーカーはこの日、フル出場。
先週末のウェストハム戦での好パフォーマンスに続き、この試合でも存在感を示した。
最後に、個人の状態についてこう語る。
「少しずつ自分に流れが来ているのは嬉しいよ。ピッチでハードワークすること、守備でも頑張ることをいつも心がけている。でも時には、ゴールやアシストになるには運も必要なんだ。
でも最終的に重要なのはチームが勝つこと。今日は勝てなかったけど、次の試合でまた挑戦するよ。」
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/why-florian-wirtz-believes-better-times-are-coming-liverpool

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